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ビバ彦♂日記
by ビバ彦
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■春ツアーが始まりました
「松浦亜弥 コンサートツアー2004春 〜私と私とあなた〜」(@府中の森芸術劇場
/4月4日/夜の回)を観た。
松浦亜弥の歌の魅力。それを改めて再確認できる素晴らしいステージだった。
昨年の秋ツアーにおける苦い経験(その理由は問わない)があったので期待をせず
に足を運んだのだが、予想を覆す出来であった。
本格的なダンスはない、舞台美術、照明も効果的とは言いがたい、だがしかし、
「歌」はある。そんなステージ。
「恋してゴメンね」のサビ。
ダンスをやめて歌う事に集中する松浦亜弥。
振り付けもダンスも全くないビヘイビア。
「型」の芸人、松浦亜弥という観点から見ると非常に格好悪いステージアクション。
しかし歌声は……響いていた。
□
気になった点をいくつか。まず「ね〜え?」でのAメロ部分。松浦さん、マイクに
口持って行くの遅すぎ。あの部分、モニターに松浦さんがアップになるんで要注意。
ウィスパーボイスっぽい声はあまり出ないのだろう、バックトラックのボーカル
かぶせがほとんどの部分。元々この曲、去年のTV出演の時からAメロBメロは
かぶせが大きかったから。ただ今回、ステージ中央大モニターは、実際のステージ
アクションとコンマ何秒のタイムラグがあるからちゃんと発声していないことが
目立つ。一見さんが見たらまた「口パク」とか言いそうで危惧されるところではある。
ハロー!におけるリップシンクの問題をどう捉えるか? 菅井先生の言。
「声帯を痛めない様に心がけて歌っていいよ」(「ハロプロ大百科」)。
元の発言を頭の中で再構成すべし。“手抜き”ではなく“管理”ということだ。
さらに、メドレーの曲の繋ぎ方も問題あり。特に「I KNOW」から「ドキLOVE」の繋ぎ
方はきつかった。BPMも曲調も展開も合ってない単なる接合。観客の足止めて、心臓
をドッキドッキLOVEメールさせてどうすんのよ?って思う。
もう一つは、舞台美術との効果的な連動がまたしても無かった。昨年春からの不満
は持続したまま。松浦は踊れるタイプではないから激しいステージアクションを
要求するのは無理にせよ、発想一発でオーディエンスを唸らす演出はできるはず。
今回もまた不発であった。
ただ、演出面がおざなりだったから、結果的に松浦亜弥の歌声とトークのスキルアップ
(昨秋の経験を糧にしているのだろう)が明瞭に感じ取れるという効果もあった
かもしれない。
□
昨年は30回以上行った松浦ライブ。今年は一年で10回程度に押さえておこうと思って
いたんですが、ちょいと修正しなければならないかもしれません。嬉しい誤算かな?
04月05日(月)
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