ID:633
TAKANORHYTHM
by Tomoe
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■I don't wanna go.(オリコン2位!)&古雑誌に西川ちゃん
あまりに場違いなので一瞬凝視し、そのあと記事の内容を読む。
JAPAN元編集長、山崎洋一郎氏の雑文コーナー?だ。
ミッシェルのファンにとっては、彼が編集長時にJAPANで大プッシュをされ、
各メンバーの3万字インタビューも載せてもらった、
なじみある(恩もある?)編集者さんである。
当時のJAPANは、まじで毎号表紙にミッシェルの名前が載っていたのだよ…。
あのインタビューしにくいチバからなんとか話を聞き出してくる、
なかなか一筋縄ではいかない人という印象だ。
その方がなぜか武道館に当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった(ホント)
T.M.Rを見に行ったという。
しかも、招待されていなくて、アンティノスに催促したら
ものすごい勢いで驚かれたという(笑)。
「今をときめく250万アーティストに、呼んでももらえないようじゃまだまだである。」ってアンタ…。
そりゃ、普通、JAPANの編集がTMさん見に来るとは思わんて。
過去、T.M.Rのディスクレビューが載ったことあるとは聞いていたが、
ライヴの感想が載ってるとは思わなかったので相当驚いた。
写真もないミニコーナーだから、あまりチェックする人もいなかったのであろう。
私は、クセのあるおっちゃんライターの文章が大好きだ。
近田春夫さん(この人はライターではないが)とか、
市川哲史さんが西川を評した文章は、納得いく部分もいかない部分もあるが、心して読んだ。
音楽知識の幅が広そうで、利害関係が少ない、海千山千のおじさんが、
ある意味特殊な経歴の持ち主である奴を見てどう評するか、興味あるのだ。
山崎氏はこう書いていた。
「僕はTMRってもっとバリバリに踊りが上手くて、トークももっと技のある人だと勝手に思い込んでいた。
でも全然違ったので驚いてしまった。」
私もそうでした。テレビのイメージと違うぞ!
「基本的には踊りというよりもキメのポーズを連発するというパターンの人である。」
確かにそうだ。奴は踊りはあまり上手くない。
振りがあると歌に集中できないようだ。
今みたいに、自由に、心のままに手足を使って表現するのが合ってると思う。
「そしてトークも、練り上げたネタを器用に繰り出すというよりも、
むしろぎこちないくらいの話術でひたすらファンに向けて自分の事を一生懸命に
しゃべるだけだった。」
けして流暢に喋るわけじゃない。
その場で突発的に喋るので、内容に一貫性はなく、途中でわけわかんなくなって
「もういいや!」と笑って誤魔化すこと多し。
お笑い的には話の内容はたいしたことないが、口調や雰囲気で笑わせる。
調子が良い日もあれば、乗らない日もある。
それでもできる限り自分の感じたことを自分の言葉で喋ろうとするところが良いのだ。
器用な言葉じゃなくても、気持ちがこもってる方が伝わる。
毎回決まったMCをする人もいるんだって?私はそんなのつまんない。
トークも歌も毎回違うからライヴなんだ。
台本なんていらん。
「歌も下手ではないが異常に上手いわけではない、ただ一時も手を抜かずに一所懸命に歌う。」
歌も、当時は今より荒削りだっただろうし、
このジャンルに限って言えば上手いけれど、もっと幅広いプロからすればまあまあ、て
レベルかもしれない。
ただあの声質はある種の人々にはたまらない御馳走で、
(私は今のところあれより好きな声の歌い手さんはいません)
2時間動き回ってライヴをしても声量はほとんど衰えることはない。
横浜アリーナで、あれだけ動き回っても歌えているのにあらためて驚いた。
今は若い頃から歌が上手い人がいっぱいデビューするが、
その人たちが全部大人気かというとそんなことはなくて、
技術にプラスする何か、が大事なんだと思う。
「楽曲も超名曲など一曲もないが、歌謡曲的なツボを突いたスピーディーなアレンジで
快感ボタンを必死に押してくる。」
封印前のT.M.Rは、流行歌として完成されていると思う。
時代を映し、遊び心もあり。
あの頃はあれで良かったのだ。
「そう、特にとり立てて『凄い』ところは1つもないのだ。
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10月15日(水)
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