ID:633
TAKANORHYTHM
by Tomoe
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■The One and Only [名古屋前夜]
その頃のインタビューで「5年後は…」みたいに振られてるのをいま見ると泣けてきます。
当時は、5年後はもうやめてるなんて夢にも思わなかったんだろうな。
だけど、当時の勢いを知ってるだけに、バンドとしては寿命だったのかもしれない…
と思ってもいる。
一人一人の強い個性がぶつかり合い、
意外なものを生み出してきたバンドだったと思う。
馴れ合い的な関係じゃなかった。
ちょっとしたズレが積み重なって、修復不能になっていったのかも。
でも、アベのギターがないチバのボーカル、
チバが横で歌ってないアベを思うとやっぱり悲しい。
あの二人が並んでこそのミッシェルだと思うから。
(むろんリズム隊の二人もいてもらわなくちゃ)
ミッシェル休み中、アベ以外の3人がよそのバンド始めても、
アベだけは何もやってなかった。不器用な人なのかもしれない。

チバのバンドROSSOはたしかにかっこいいが、
かっこいいだけで面白みが少ないと言ったらまずいだろうか…。
チバの嗜好が、短くてややふざけた曲を演奏したりする方向から、
GIRL FRIENDみたいなのに行っちゃってるから、しょうがないんだろうけど。
同じ人が作ってるバンドなのに、思い入れが違うんだよな・・・。
ROSSO、今は二人だけれどギターやドラムも入れるんだろか。
ROSSOにアベが入れば問題の半分が解決する気がするんだが、
それはありえないしなあ。(そんなことするならそもそも解散しないだろう多分)

チバはROSSOをやめても、ほかのバンド組んだりしながら柔軟に続けていきそうな気がする。
気がついたら変なソロプロジェクトとか組んでませんよーに(祈)。
あとの人は進路しだいではあまり関西では見れなくなるかも…。
ウエノはとりあえずバンドあるからいいけれど。
職場で、「アベくん」というアナウンスを聞いただけで切なくなるんですが;
彼の再就職先が心配で心配で…。

ミッシェルはただひとつのものでなければいけなかった。
何かと並行してできるほど気楽なものではなかった、てことだろうか。

昨日のライヴで耳に残っている曲。

  水牛の角でつくられた街で
  焼かれた森の運命を知った (赤毛のケリー)

赤毛のケリー。今回、トカゲセットとドロップセットにあるそうで、
広島・京都と2回聴けました。
これの入ってるロデオ・タンデム・ビート・スペクターは、
ダントツで悲壮感が漂うアルバムだと思います。(「ビートの亡霊」だもん)
チバの精神状態をあらわしてたのかしら; 好きだけどね。
映像では、YOYOGI RIOTのときの、雨に濡れながらのプレイが印象に残っています。
切ないギターのフレーズ、チバの吐き出すような高音のボーカル…。
外国の、「どこにもない街」を描くチバの歌詞は好きです。
(どこかモデルがあるのかもしれないけど)
エレクトリックとかもそんな感じ。昔の映画みたいなんだ。
アメリカとかメキシコとかイタリアとか、いろんなイメージが混じり合ってる。


明日の名古屋も含め、あとライヴ5回でミッシェルというバンドは終わります。

名古屋ではスタンド席2階で遠くも遠くなので、ひたすら踊ってきます。
今度こそドロップのセットリストだといいなあ。
名古屋だときしめんロッカーズ?それともみそかつロッカーズかなあ(笑)。

チバ、ほかの皆も、ミッシェルやってて楽しかったよね?
答えは知っているけれど、やっぱりきいてみたくなる。

嵐のような激しい絶望とは違い、ただただ胸が痛い。
懐かしく愛しい。
ファンは今、皆で思い出が走馬燈になってる状態。
もうラストライヴを終えた人も、これからの人も、
いい思い出がひとつでも多く残っていますように。

**
永遠に続くなんて思ってなかった。
ただ、もう少し先になるといいなと思っていたんだ。

09月26日(金)
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