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遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
by 遺跡馬鹿
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■乃亜vs瀬人 天地創造の決闘
それより瀬人…美しいだろ! 生まれたばかりの原始の地球だ
海馬コーポレーションの技術を持ってすれば、宇宙でもマグマの大地でもあらゆる世界を生み出せる!
それを利用すれば戦争、意識革命、おそらく人類の歴史を大きく変えることも可能だろう…
瀬人:言いたいコトがあるなら、はっきりと言ったらどうだ!
乃亜:ボクはくやしいんだよ。これほどの技術をキミはくだらないゲームにしか使おうとしない…。瀬人…そろそろ決着をつけようじゃないか…どちらが海馬コーポレーションの総帥として相応しいかを…
瀬人:無意味だな…
乃亜:なんだと?
瀬人:なぜなら…乃亜、貴様は死んでいる!
乃亜:クッ…
瀬人:オレはこの目で見た!
乃亜:あの記録を見たというのか…。ふふふっ、まぁそれなら話は早い…
そう、確かにボクの肉体はバーチャル映像さ! だがね、ここだけは(おでこをツンツン)…違うんだよ!
見るがいい! 瀬人! あれこそ正真正銘、ボクの頭脳!(雲の中から光る玉が…(◎_◎))
ボクの意識は、あの中に詰まっているのさ!!
瀬人:あれが…お前の頭脳…
乃亜:そうだ…。キミの言うとおり、ボクの肉体は確かに死んだ…。だがボクの死によってすべてははじまったんだ!
★乃亜くんの過去★
ボクは海馬コーポレーションの一人息子としてこの世に生を受けた。
ボクは生まれながらにして特別だった。なぜなら海馬コーポレーションの跡取りとして、すでに生きる道が決まっていたからね。
父上はできる限りの人材を投入し、ボクにあらゆる英才教育をほどこした。
勉強だけでなく、音楽、スポーツ、あらゆるジャンルにおいて将来ボクが世界の頂点に君臨する帝王にふさわしい人間となるようにね…。
そしてボクもそんな父上の期待に応えようと一生懸命だった…。
(窓から下界を見下ろす海馬親子…、ポーズが同じなのはご愛敬)
そのまま順調に行けばキミもモクバも海馬コーポレーションに関わることはなかった…
キミは人生をゲームだと言ったが、そのたとえはボクにはいささか痛烈すぎる…
(自動車事故に遭う乃亜くん…、病院で手当をうけるが特別集中治療室の中で、すでに虫の息のようだ…)
剛三郎:乃亜、乃亜、乃亜〜!!さぁ早く乃亜を元通りにするんだ!!
主治医:し、しかし…(-_-;)
剛三郎:ワシにくちごたえするのか! 何のための主治医だ!
主治医:残念ですが、今の医学では…
剛三郎:この藪医者め!! 貴様らなどには頼まん!!
(ガラスを叩く剛三郎、あせり&いらだちがこちらにも伝わってくる!)
人間の脳は微弱な電気信号で機能している…
父上は海馬コーポレーションで開発中だった軍事オペレーション用コンピュータのA.I.にボクの記憶を変換することを思いついたのさ…
そしてボクは新たに生を受けた。
やがて瀬人…、キミとモクバが海馬家に引き取られてきた。
父上はキミをボクのライバルとして育て、密かに競わせることで、ボクの更なる向上を図った。
瀬人…キミにはもともと海馬コーポレーションを引き継ぐ資格などないのさ…
キミにも言い分はあるだろう…
だからこそキミがもっとも得意とするデュエルモンスターズでその勝敗を決めさせてやろうというのさ。それで負けるならキミも本望だろう?
安心したまえ…キミの肉体はボクが譲り受ける
キミも海馬コーポレーションのために立派に役立つというわけだ!
★乃亜くんの過去−おわり★
瀬人:ふふふ、ハハハハハハ!!!!!!
これまでのオレの苦悩、オレの努力、オレの人生のすべてはお前のためにあったと言うわけだ!
乃亜:その通り、今、この場でボクに服従するならみじめな敗北は味あわずにすむと思うけど…
★瀬人サマのかっちょいいセリフ★
ふざけるな! (乃亜くん、ちょっとビビる)
よく聞け!乃亜! オレは生まれてこれまで自分以外のために生きたコトなど一瞬たりともない!
オレの未来へと続く栄光のロード!それを汚すというのなら、相手が誰であろうとこの手で粉砕する!!
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07月17日(水)
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