ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■『とどろけ!一番』の「長期連載を実現するための驚愕の裏技」
『とどろけ!一番』は、「答えが正しいこと」は当たり前で、「いかに速く答案用紙を書き上げるか」のスピード勝負になっていて、内心、「その速さに意味があるのか?」とか思ってもいたんですけどね。「まず正解すること」に苦しんでいた僕としては。
ここで紹介されている「連載延長のための秘策」、僕もリアルタイムで読んで、かなり喜び呆れた記憶があります。「えーっ、何だよそれ!」って。そして、それ以上に、「一番があと一年受験勉強するのなら、自分たちも留年する」という「仲間」たちの決断には、開いた口がふさがりませんでした。
みんな超エリートコースまっしぐらなのに、そんな小学校時代の一時の感情のために、浪人生活?って。もちろん、義務教育なので、現実にそんなことできないのは知っていたのですが、「マンガ雑誌って、連載を続けるために、ここまでやるのか!」というある種の「潔さ」を感じたのも事実です。スポーツ一般が苦手だった僕にとっては、『コロコロコミック』に「勉強のヒーロー」が活躍するマンガがある、というのは、なんとなく心強くもありましたし。
ちなみに、『とどろけ!一番』は、3年あまり連載が続いたのですが、この「年齢詐称事件」の翌年は、不正をした生徒がいたために、受験そのものが「合格者なし」となってしまいました(一番が不正をしたわけではないので念のため。「二枚返し」とかものすごく目をつけられそうですが)。
その後の『とどろけ!一番』はなぜか「ボクシングマンガ」になってしまい、結局、一番は名門・開布中学に合格することなく、連載は終わっています。
なんというか、「大人の都合に踊らされた、かわいそうな天才少年の末路」みたいな話だなあ……
06月14日(日)
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