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活字中毒R。
by じっぽ
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■ファミコン『光線銃シリーズ』は、なぜ家庭のテレビ画面で「当たり判定」ができたのか?
少しマイコンでプログラムの勉強もしていたので、「専用に開発されたわけでもないテレビで、光線銃で狙った場所にいる敵が、ちゃんと倒れる」というのは、すごく不思議に思えたのです。
どうして、こんなことができるのだろう?
その疑問は、ゲームそのものの面白さよりも、よっぽど僕の記憶に残っていました。
今回、この本を読んでいて、僕の長年の疑問は、ようやく解決されたのです。
そうか、あれは「テレビが感知している」のではなくて、「引きがねを引くと、画面のほうが人間の目には感知できないほどの短い時間変化して、それを銃のセンサーが感知する」ようになっていたんですね。
そう言われてみれば、どんなテレビでも同じように「命中」していた理由がよくわかりますし、銃がテレビにではなく、ファミコンにつながっていたのも当然のことです。
銃からなんらかの情報が「発射」され、それを画面の「標的」が感知する、という「流れ」だと、僕たちは現実にあてはめて考えてしまうのですが、こういう「発想の転換」によって、「ファミコンの光線銃」は成り立っていたのです。
言われてみればなんでもないことのようですが、実際にこれを考え出した人たちの「発想力」は、本当に素晴らしい。
こういう試行錯誤がいまのWiiの斬新な操作につながっているのですから、当時「日本向けじゃない」とさんざん言われていた光線銃シリーズは、歴史的には、ものすごく意義深いものだったと言えるでしょうね。
11月15日(月)
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