ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
[10025398hit]
■”萌え”の元祖は、裕木奈江?
ここでも触れられている『24時間マラソン』の「初めまして、裕木奈江です」も、リアルタイムで観ていたんですよね。このときの会場の異様な雰囲気はいまでも記憶に残っています。最近の言葉でいえば、まさに「KY!」。
しかしながら、当時の僕は、このときも、一瞬面食らったあと、「こんなときでも初対面の相手に対する礼儀を忘れない奈江さんはキチンとした人なんだなあ」と感心していました。これも「恋は盲目」ってやつだったのでしょう。とはいえ、今でも「バラエティ番組的にはダメだろうけど、人間性を非難されるような話じゃないだろ」とは思います。
一度バッシングされ始めると、奈江さんはあっという間にテレビの世界から、姿を消していきました。「カレーマルシェ」のナレーションを耳にするたびに、「ああ、裕木奈江、いまごろどうしているんだろうなあ……」と。
あの頃人気を分け合っていた宮沢りえ、観月ありさ、牧瀬里穂らは、ときどきバッシングされたりしながらもそれなりに芸能活動を続けています。宮沢さんの場合は、とくに栄枯盛衰が激しかったのですが、いまはもう、すっかり「大物女優」の仲間入り。
それに比べて、裕木奈江さんは、「そんな人など最初からいなかったかのように」黙殺されてきたのです。
時は流れ、僕は意外なところで奈江さんに再会しました。
それは、映画『硫黄島からの手紙』。主人公が日本に残してきた妻役で、出番は少なかったのですが、まさかハリウッド映画で再会するとは……
とりあえず、元気でよかったなあ、と『硫黄島からの手紙』のストーリーとは関係ないところで、一人感動してしまいました。
おそらく、世代によって、それぞれの”萌え”のルーツがあると思われるのですが、僕にとっては、「裕木奈江が”萌え”の元祖」というのは、すごく頷ける話なのです。
11月03日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る