ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
[10027905hit]

■野村監督の「ID野球」の真実
 ここで述べられている、「野村監督がほしいデータ」というのは、カウント別の配球の傾向だとか、牽制球を何回まで続けるかという癖のように、「より具体的な状況に対応したもの」なんですよね。
 「この投手は(あるいは捕手は)、全体の投球のうちストレートが50%で……」という「データ」よりは、「2−2でランナーがスコアリングポジションにいるときには、ストレートが50%」というデータのほうが、より精度が高いのはまちがいありません。
 そして、大事なことは、「同じ試合をみていても、その人の視かたによって、得られるデータの質や量は全く違う」ということなのです。
 「このピッチャーは100球投げたら、ストレートが何パーセントでカーブが何パーセント云々」というレベルで「データを集めたつもり」になって安心しているケースというのは、プロ野球の試合だけではなくて、僕たちの普段の仕事でもけっして少なくありません。

 「データを重視しているつもり」なのに結果が出ない場合には、「自分はそのデータを本当に突き詰めて分析しているのだろうか?」と疑ってみるべきなのかもしれません。
 実際にやると、これはかなり「めんどくさい作業」のはず。でも、こういうのを徹底的にやれる人というのが、最後に笑うことができるのでしょう。
 やっぱり、「そんなにお金も戦力もないチーム」で「巨大戦力」に立ち向かおうと思ったら、せめてこのくらいは努力しなきゃいけないのだなあ。

04月08日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る