ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■横幅14センチのノートを1本の定規で9等分するための「職人ワザ」
「定規」という「その場にあるものの長さを測るため」の道具もちょっと使い方を工夫すれば、こんなふうに役立てることもできるというのは、「柔軟な発想法」に繋がるようにも思います。
こうして、「伝統工芸の職人さんたちの話」を読んでいて僕があらためて感じたのは、「職人芸」というのは、なんでも「勘」とか「慣れ」で解釈されてしまいがちだけれど、実際は、この定規の使い方のように、ちゃんと「科学的かつ合理的」な手法に基づいているものがほとんどなのだということでした。まあ、こういうのって、ただ傍目で眺めているだけでは、「定規を適当にあてているだけなのに、線がちゃんと等分されてる、『職人の勘』って凄い!」みたいにしか見えないものなのかもしれませんけど。
08月10日(日)
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