ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
[10024506hit]
■「ゆでたまご」が語る「『キン肉マン』でいちばん気に入っているワザ」
ここで嶋田さんが仰っておられるように、『キン肉マン』の超人たちの必殺技というのは、プロレス技をモチーフにしたものが多く、実際にマネすることが(ある程度は)可能なものがたくさんあったので。
そんな数々の「必殺技」のなかで、作者「ゆでたまご」の嶋田さんが「いちばん気に入っているワザ」は、やはり(と、当時の読者は、みんな思ったはず)「キン肉バスター」でした。「キン肉バスター」が作中にはじめて登場したのはウォーズマンとの「超人オリンピック」決勝なのですが、その後、このワザはキン肉マンの代表的な必殺技として長い間君臨し続けることになります。
「7人の悪魔超人編」で「キン肉バスター返し」を駆使するバッファローマンとの激闘は、シリーズの中でも最も盛り上がった記憶がありますし。
その後、キン肉マンの新必殺技として、「キン肉ドライバー」が登場したのですが、こちらは「普通のパイルドライバーみたい」で、あまりインパクトがなく、マンガ『キン肉マン』の人気も、少しずつ下火になっていきました。
いまから考えてみると、『キン肉マン』の栄光の歴史は、「キン肉バスター」とともにあったような気がします。
実際に使ってみた人(プロレスラー)によると、「キン肉バスター」は、相手の体重が肩や腰に一度にかかってくるので、「ワザをかける側のほうがはるかにダメージが大きい」らしいのですけど。
07月13日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る