ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「芸能界で一番緊張する芸人」江頭2:50
江頭:だから誰よりもスタジオに早く入って。テレビで収録の4時間前に入るヤツいないですよ! まだ楽屋に「江頭様」って貼ってないですもん。
吉田:ドラマならわかりますけど、バラエティでそこまでやる必要は……。
江頭:ないのかもしれないですけどね。だから正直な話、いっぱい仕事がきたとしても選ばせてもらって……こんなこと言っちゃダメなんですけど。】
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江頭2:50さんの有名な言葉に「1クールのレギュラーより1回の伝説」というのがあるのですが、このインタビューを読んでいると、江頭2:50という芸人の凄さに、ただただ圧倒されるばかりです。
僕は正直、江頭さんがテレビでやっている「芸」の面白さはよくわからないんですけど、この人は「芸人」としての生きかたこそが、最高の「芸」なのかもしれません。
しかし、江頭さんというのは、本当に真面目な人みたいですね。これだけ「誰かを笑わせること」に対して真摯な芸人というのは、なかなかいないのではないでしょうか。そして、けっこう芸歴は長いはずなのに、こんなに緊張してしまうという芸人もあまりいないはずです。「緊張しない人間はダメだ」というのはわかりますが、こんなにいつも張り詰めていては、身がもたないのではないか、と心配にもなりますよね。
これを読むと、江頭さんというのは、ある種の完璧主義者なのではないかと思われます。とにかくメチャクチャなことをやっているだけにしか見えない江頭さんの「芸」も「前日からノートでシミュレーションしていた」ものらしいですし。たぶん、本番ではそんなシミュレーションの内容は頭から飛んでしまっていて、真っ白になってやっているんでしょうけど、それでも、次にテレビに出るときには、またシミュレーションをしておかなければ安心できない……僕も(江頭さんほどではないですが)緊張してしまうタイプなので、そういう心境って、なんとなくわかるような気がするのです。
先日、とんねるずの『みなさんのおかげでした』の名物コーナー「食わず嫌い王選手権」のメイキングが放送されていたのですが、ほとんどアドリブでダラダラしゃべっているように見えるあのコーナーも、実はとんねるずの2人は入念にリハーサルをして、「この食べ物のときにはこういうふうに突っ込むから、こうリアクションして……」というように、ちゃんと台本を作っているそうなのです(ゲストのリアクションに関しては、「ゲスト任せ」みたいでしたけど)。実は、「その場の勢いでやっているように見せている芸人」ほど、陰でキッチリ準備をしているものなのかもしれません。本当にその場の勢いで笑わせられる人なんて、ごくごく一握りの「天才中の天才」が「絶好調のとき」だけなのでしょう。
江頭さんの場合は、大川興業のスタイルを「真面目に」追求していったために今のスタイルになっただけで、もし最初の方向性が違っていたら、全然別のタイプの芸人になっていた可能性もありそうだよなあ。
それにしても、向ヶ丘遊園、いったいどんな客層を狙って、大川興業にステージを依頼したのでしょうか?まさか、こんなことまでやるとは依頼主も夢にも思わなかったでしょうけど……
12月17日(月)
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