ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■10代の女の子たちが「ケータイ小説」にハマる理由
 それにしても、この対談を読んでいると、今の10代後半の女の子たちにとっての「リアル」っていうのはこんな感じなのか……と驚くばかりです。そりゃあ、『セカチュー』が、「懐古主義的な小説」であることは間違いないし、僕としては、あんな古くさい青春+難病小説である『セカチュー』がなんであんなに売れたのかよくわからないのですけど、相手が「ケータイ小説」だと、つい『セカチュー』の肩を持ってしまいたくなるのも事実。
 『セカチュー』の世界よりも、「出会い系やレイプやホストやキャバクラ」のほうが、「リアル」に感じられるという今の10代の女の子たちの「現実」は、正直ちょっと怖いです。

 あと、「横書き」「縦書き」っていうのはけっこう大きな要素なのだなあ、とあらためて感じました。しかし、今の10代女子は、「縦書き」っていうだけでこんなに拒絶反応を示すんですね……若い世代へのパソコンとかケータイの影響というのは、僕のイメージをはるかに超えているみたいです。僕などは、「ケータイ小説」の「横書き、隙間だらけ」のページを見ただけで、「紙がもったいない!」「割高!」なんていう貧乏性な感想しか抱けないのですが。

 そして、もうひとつわかったのは、いまや売れ行きに関しては「普通の小説」をしのぐ勢いの「ケータイ小説」も、実はもうすでに10代の女の子たちには「飽きられはじめている」ということでした。これだけ似たような話が粗製濫造され、消費されていけば当たり前のことではあるのですが、「ケータイ小説」は、もうすでに「曲がり角」にきているのかもしれませんね。

07月14日(土)
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