ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■元人気アイドルの「デビューして貧乏になっちゃった話」
 僕はこの大沢さんの話を読んでいて、「これって、どこの悪徳プロダクション?」などと考えていたのですけど、この恐るべき「アイドルから搾取するプロダクション」の正体が、あの有名な「ホリプロ」だったなんて……

 大沢さんは「ホリプロ・スカウトキャラバン」の第7代グランプリ受賞者で、榊原郁恵さんや堀ちえみさんらを輩出しているこのオーディションは、当時から「アイドルのエリートコース」というイメージがありました。でも、その「エリートアイドル」だったはずの大沢さんに対しても、当時のホリプロはこんな感じだったというのは驚きです。芸能人になって、しかも売れているにもかかわらず「プロダクションに借金していた」なんて、そりゃあ、周りの人も信じてくれませんよね。少なくとも今の和田アキ子さんがそんなに「搾取」されているとは思えないので、「若いうちは薄給で、這い上がってきてベテランになればそれなりの待遇」ということなのかもしれませんが、これを読んでいると、芸能プロダクションというのは、「共同出版」で儲けようとしている「自費出版社」に似ているところもありそうです。

 これも考えようによっては、「衣装にではなくプロモーションにお金を遣っている」可能性もありますし、それこそ「衣装代は出してくれるけれども肝心の仕事を取ってきてくれないプロダクション」あるいは「良心的だけれども多額の借金を抱えて潰れてしまうプロダクション」よりは、「アイドルには金銭的に渋くても、ちゃんと黒字を計上して安定しているプロダクション」のほうが、長い目でみれば「優れたプロダクション」なのかもしれません。大沢さんも「そりゃ自社ビルも建つわな」と苦笑しながら、現在もホリプロ所属ですしね。

 現在はここまで酷くはないとしても、アイドルというのは「彼ら、彼女らが実際に稼いでいるお金」に比べたら、はるかに薄給のようです。そんなの信じられない、理不尽だ、と僕も思うのですが、結局、「それでもアイドルになりたい女の子」が大勢いるかぎり、アイドルは搾取され続ける運命なのかもしれません。

03月19日(月)
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