ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■上野樹里、「のだめ」を語る。
それにしても、「原作モノ」のTVドラマというのは、「原作があるからドラマ化もラク」だと考えがちなのですが、実際はそんなに簡単なものではないみたいです。「のだめの部屋が汚い」というのは、原作では「お約束」なのですが、TVドラマでの「のだめの部屋の汚さ」は、「汚くなければいけないけれど、視聴者を不快にさせてはならない」という微妙な「汚さ」が要求されるのですから、制作者の苦労がしのばれます。実際に番組を観た印象では、「汚い部屋」というよりは、ぬいぐるみなどがゴロゴロしている「散らかった部屋」という感じでしたし、あんまり生々しいゴミは画面中にはみられませんでした。やっぱり、マンガでの「ものすごく汚い部屋」というのを実写で再現してしまうと、多くの視聴者は引くだろうなあ、とは思います。ゴキブリの大群がマンガに描かれていたら笑えても、実写でそれを観せられたら、「引いてしまう」人が多いでしょうし。
「汚さ」の基準というのは人それぞれ違いますから、「大部分の視聴者にとって、たしかに汚いけどチャンネルを替えるほど不愉快ではない」という落としどころというのは、けっこう難しかったはずです。
それは、キャラクターにもいえることで、濃いキャラクターでなければ「のだめ」ではないし、だからといって、あまりに濃く演じすぎると「超うざくて周りはたまらない」。そのあたりのバランスの見極めって、実際はかなり大変で、「ストライクゾーン」は、そんなに広くはないはずです。
まあ、のだめと千秋のカップルっていうのは、ある意味「完璧なカップル」以上に「非現実的」な気もするんですけどね。
10月17日(火)
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