ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■泣き虫、弱虫?石田純一
 それにしても「家まで建てさせられたのに別れを告げられた」石田さんに対して世間がことのほか優しいのを観ていると、世の中というのは、いわゆる「老いらくの恋」みたいなものに対して、ものすごく温かい目で見ているのだな、ということを感じます。今回のテレビ番組でのコメンテーターたちは、「もう50歳の石田純一さんには、もう後がなかった!」というような論調も目立ちましたし。そういえば、某歌舞伎界の大御所が若い女性とホテルで写真を撮られたときも、「お盛んで何より」みたいな報道ばっかりだったものなあ。今公開中の「東京タワー」で若い男の子と恋に落ちる黒木瞳さん演じる41歳の主人公にも、「それって『不倫』じゃないか!」というツッコミはほとんどないようですし。
 そう考えると「年を取ると、恋愛ができなくなってしまう」という恐怖感を持つ人はものすごく多いのかもしれないし、逆に年を取れば「恋愛さえできれば、どんな形だっていい」と思う人が増えてくるのかも。
 石田純一さんの今回の「破局」については、同世代の男たちにとっては、「所詮、石田純一でも50歳になれば『後がない』んだよなあ」という同情と共感と安堵を感じさせるものだったのでは。

 でも、僕は正直、石田さんがこれで「打ち止め」になるとは思えないんですよね。最近の石田さんは、バラエティ番組にどんどん出演して自分の「モテキャラだったころ」を切り売りして稼いでいるようにすら見えますし、今回の会見も、わざわざあんなに派手に「破局会見」とかやる必要なんてないと思いませんか?
 やっぱりそこには、「破局すら利用するしたたかさ」もあるのかなあ、とも感じてしまうのです。

 僕が聞いた話では、石田さんは、なかなか役者としては売れずに、大ブレイクしたトレンディドラマに出演するときに「もうこれで役者は最後にして、裏方(マネージャーとか)に回ってくれ」と事務所に宣告されており、どうせこれで最後なら、と開き直って、あの「同性にとってはムカつくくらいのキザな男」を演じたら、それがウケて今の地位を築いたそうです。

 ああ見えて、石田さんは、逆境には本当に強い人なのかもしれません。
 今回の「破局」だって、ちゃんと「ネタ」にしてしまっているわけだし、なんとなく、「別れるならクリスマスにしたほうが、ネタになるな」とか意識していたのではないでしょうか。

 ほんと、転んでもタダじゃ起きないですよね、ある意味見習わなくては。
 

01月24日(月)
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