ID:58519
にきにっき
by アカネール
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■妄想日記4
幾日も過ぎた。
動きがまったく無く、私はいつしか剣の稽古をつけてもらうようになっていた。

以前は敵だった人と、友好的(とも言えると思うのだが)に過ごしているのは不思議な感じがした。

「お前の剣筋は、なかなかそそるなぁ。」
にやりと冗談を言うさまにもなれた。

それはどうも。

頭を下げて、もう一度剣を構えた。

強くならなくちゃ。その思いだけがあった。
05月04日(日)
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