ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6901、読書日記〜『自由への旅』−4 +6902,閑話小題〜パンデミック −4
2020年02月05日
6902、読書日記 −4
          <自由への旅「マインドフルネス瞑想」実践講義>
   * 第3章 ウィパッサナー瞑想への道
 般若心経の「色即是空 空即是色」を直感することが瞑想である。その為には
ひたすら唱えるしかない。唱えて、唱えて、唱えて、その唱えている自分を忘れる
程に唱えるしかない。だから暗記をし、隙間時間を埋めが有効になる。 以前、
NM式発想法の中山正和氏の「運のツケカタ」という講演を聞いたことがある。
<『般若心経』を暗記し、ことあるごとに唱えなさい。判断に迷った時に、
 一度、無に立ち戻って純心に現象を見つめることに繋がるからです!> 
なる程と合点がいき、直に暗記をしたが…  
  〜Amazonの内容説明より〜
<仏教瞑想への関心が高まっている。しかも、それが宗教的文脈でというより、
 セラピーやビジネスといった世俗的な文脈での臨床的応用という観点から論じ
られている。そのキーワードになっているのが「マインドフルネス(気づきを
保っておくこと)」である。
仏教に淵源を持つマインドフルネスが多くの人々に受け入れられ、日常生活の
中で活かされようとしていることは、非常に望ましいことだ。しかし、それが
あまりにも手軽な対症療法的メソッドとしてのみ理解されると、仏教瞑想が
本来持っている深く豊かな内容がごっそりと見落とされてしまいかねない。
仏教瞑想は涅槃という本当の自由を目指す長い旅である。
 マインドフルネスが注目されている昨今、まことにタイムリーなことに、
そのような長い旅を始めるにあたって最適のガイドブックが登場した。
ミャンマーのテーラワーダ仏教指導者ウ・ジョーティカ師の、この
『自由への旅―「マインドフルネス瞑想」実践講義―』である。>
 ―
   〜Amazonの投稿より〜
<「物質的プロセス(ルーパ)と精神的プロセス(ナーマ)が動いているので
あって『私』という存在者が動いているのではない」という第一の洞察
(名色分離智)から始まって、最終的には精神的・物質的プロセスの停止、
つまり涅槃へと至る「自由への旅」の道行きが懇切丁寧にしかもわかりやすく、
仏教の深い伝統的英知に裏付けられながら、解説されている。
 肝心の前提を取り外すといくら熱心に実践しても「われわれは経験は手に
入れたがその意味を取り逃がした」(T・S・エリオット『四つの四重奏』)と
いうことになってしまう。この部分は、瞑想に取組む者がしばしば陥りがちな
誤りからわれわれを守ってくれる。 特に興味深かったのは心を留めておく
のはパンニャッティ(概念)ではなくパラマッタ(真実)でなければならない
という重要な指摘。瞑想行にはそのような厳密性が要求されるのである。>
 ―
▼ ツアーの行き帰りの、特に帰りの機内席で、強行軍のスケジュールから
 解放され、秘異郷の感動体験に浸る時間帯の感覚が… これである。
<正しく恐れよ!>が、一連の新型コロナ騒ぎのキーワードになっている。
これを瞑想にして捩ると…  <正しくドロップしろ!> になる。
『涅槃』が、これ? 亡くなった同期の性格の共通点が、ドロップ出来ない
男たち。現実に溺れて、その泥をタップリ飲みこみ… それさえ気づかず
生臭い彼方の消えていく。それで良いんじゃないかとはいうが… 仕方ない。 
 …ドロップですか、ドロップ。いずれにしろ、『死』というドロップが
涅槃?と共に足元に控えている。

・・・・・・
2020年02月06日
閑話小題 〜パンデミック −4
   * カミュの「ペスト」
         : 不条理が集団(都市)を襲った物語
 パンデミックの恐ろしさは、伝染過程で変化すること。その対応に何れの
国も対応が遅れ、伝染を爆発的に拡大する恐れがあることだ。グローバル化
の逆効果である。ネット検索をすると、カミュの小説『ペスト』についての
解説があった。

≪ ◉ 筆者は、新型コロナウイルスの感染拡大の様を見ていると、
 アルベール・カミュが書いた小説『ペスト』を思い出す。奇しくも出版は

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02月06日(木)
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