ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6843,読書日記 〜『秘伝「書く」技術 』
 
           『「秘伝「書く」技術 /夢枕 獏(著) 』
   
  * 最後は‘精神的、物理的な自由への天使の羽ばたき’!

‘あとがき’に、文章作法でいちばん大事なのは、
〈自由!〉
〈虚仮の一念〉
〈森羅万象を面白がる力!〉 が、『秘異郷ツアー』と、
この書き続けてきた感覚と同じ響きである。

毎日、欠かさず書き続けて18年半、‘雑記帳’のネット上公開に。
上記の3つの著者の信念、自由、虚仮の一念、森羅万象を面白がる力を、
並びたてて文章化をすると、
《 毎日欠かさず’を書き続けて18年半、〈虚仮の一念〉で書続け7千近い
テーマ’に。 一万テーマまで、あと9年。82歳だが… それは無理?
書上げた瞬間の開放された〈自由〉な心境の味わいがあればこそ続いてきた。 
それを続けているうちに〈森羅万象を面白がる力!〉が自然と培われてきた
ようだ。 さらに蓄積が有効的に働く実感があればこそ… 私だけにしか経験
できない事象を記録に残しておかないと、虚無の彼方に消え去ってしまう。 
それは書き残してない熱風の日々を省みると解る事。
「自分が納得する文章を書上げる」には、まず魂を入れるしかない。
魂とは時間をかけた経験とエネルギー。 決心したからには…〈虚仮の一念〉
の「とにかく書き続ける」しかない。 著者は、ここで、<考えに考えたとき
の僕の感覚を言葉にすれば、「脳が鼻から垂れるまで」考える。 
…こうやって、考え抜くことで「神を生む力」が得られるんです。> … ≫
 ――
▼ この程度の稚拙な文章でも、何度も推敲をいれてある。それでも後日、
 いや後年に読み返す度に、その粗が見えてくる。2〜3月に一度は、前日に
書上げた文章を、気づかず再び1〜2時間もかけて推敲して、アップする段に
なって、そのことに気づく。それだけ稚拙の内容である…。それでも、毎日、
過去の同月・同日の文章に間違い文字、言い回しのいい加減さに気づく。
‘メモの公開だから良いか’と思いたいが、そこに冷ややかな視線がある。
「だったら、毎日、私と同じことをしてみたら…云々」は、罷り通らない。
金が取れるプロ筋の文章は、凄味が違う。そのベースが違うから当然である。
 私の、もう一つのライフワークの「秘異郷ツアー」が、著者の書く信念
〈自由!〉〈虚仮の一念〉〈森羅万象を面白がる力!〉と同じ感がする。 
大自然との邂逅で精神の自由を感じる時間を持たないと! 
大自然が教えてくれることは、『愛すればこそ、愛される!』こと。
懐の奥にわけいってこそ、その愛の温もりが伝わってくるもの。
凡人には、絶対量のエネルギーが掛かるが、それこそが良いのである。
 妄想でも、フリでも、まずは自由を求めないと。カール・ブッセの;  
【 山のあなたの 空遠く; 「幸」住むと 人のいふ;
 噫われひとと 尋めゆきて; 涙さしぐみ かへりきぬ…】がある。
その「幸」は、心の自由でないか。それなら、別に山の彼方でなく、
心の内にある。それと身近に森羅万象が控えてある。天使の肩にある
羽根は、自由への羽ばたきのためにある。それは意志であり、言葉にある。
つまるところ…‘精神的、物理的、大自然への‘自由の天使の羽ばたき’!

・・・・・・
6114,『今日のつぶやき』−2  〜読書日記
2017年12月09日(土)          
            『今日のつぶやき』リリー・フランキー (著),
 お笑いのような、お笑いでないような。そこには悲哀と、自虐が滲み出てる。
本人にとって、曝け出し、独り笑うしかないない失敗。とすると、ここで度々、
心の安定のために自虐的、偽悪的内容になるのは、自己治癒のため。
その典型的な「つぶやき」の一つを!
<そういえば、居酒屋の親仁が、知ってか知らずか、奥の調理場で呟いている
のが、そのまま聞こえていた。ところが、一人だけの客の私に「あの客、苦手
なんだよな〜」だと。> 
 その店も、道路拡張の恩恵を受けて、何処かに移転?していった。

・ 合コンのときに思う。

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12月09日(月)
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