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堀井On-Line
by horii86
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■6791,読書日記 〜退屈なのは、世界か、自分か 〜1
<僕が旅に出る理由 NIPPON DREM PROJECT>
* 世界は、驚き、感動で満ちている
「ブックオフ」で見つけた100円本。初めて海外旅行をした学生100人が集い、
その中の11人が書いた海外旅行への啓発本である。半世紀前に欧州一周ツアー
以来、52回、秘異郷を中心にしたツアーに参加した。それは、私にとって、
ライフワークといえる「遊び」。現役の身で、1〜2週間の休暇をとるのは、
なかなか… 。それでこそ面白いこともある。ここで書いてある多くを、その
プロセスで実感してきた。一度一度が「いま、ここ、わたし」で浮き立ち、
物語の主人公になるのである。それも、異郷ほど、極限状態に立ち、日常の
向う側で、想像を遥かに超えた体験をするのである。それが、学生の初体験の
瑞々しい感覚で書かれてある。その体験を想いだす時、それは「思い出」と
いうより、魂の原点に戻っている時間である。国内旅行が「日本地図」の
図上なら、秘異郷旅行は「世界地図」の図上に様変わりする。それも、
学生時代なればこそ、感じる世界の広さと、深さ。
滅入りそうな時、この経験の重なりが、気持ち、それも『魂』の土台として、
自分を支えてくれていた。旅を人生に置換えてみると、なかなか面白い。
―
〜Amazonの内容紹介〜
ありふれた観光旅行、 意味のない自分探し、あてのない放浪はもう終わり。
どうせなら、「キャリアにつながる旅」をしよう。
これまで旅は、余暇を楽しむためのもの、観光するためのものが大半でした。
交通手段やインターネットの発達によって、より容易に海外旅行に行けるよう
になり、比較的時間に余裕のある大学時代に旅行をする人も、会社を辞めて
世界一周旅行に出る若者も少なくありません。
しかし、「世界遺産が素晴らしくて感動した」「日常会話程度の英語が
しゃべれるようになった」程度の感想しか語れないとなると、これらの旅は、
ある意味、履歴書やキャリアにぽっかりと穴があくような期間であったと
言えます。
いま、旅に新しい潮流が起こりつつあります。「キャリアにつながる旅」
「履歴書に書ける旅」が多くの注目を集めているのです。
どんな旅が、次のキャリアにつながる旅なのでしょうか?
それは、「テーマのある旅」です。旅の目的を観光とか交流とか、漠然とした
ものではなく、自分が興味のあること、やりたいこと、他人が見ておもしろい
と思うものにテーマを設定し、その成果によってキャリアの壁を一点突破する
旅です。
本書では、ありふれた旅を脱却し、あなたの経験を特別なものにする
「新しい旅のあり方」を提案します。 キャリアにつながる旅のつくり方、
テーマを持って旅をする旅人を紹介し、また、21世紀の旅をより楽しむための
デジタル機器や、SNSをフル活用する方法にも多くのページを割いています。
さぁ、新しい時代にあなただけの新しい旅を始めましょう。
―
【本書のコンテンツ紹介】
1)テーマを持って旅する11組の旅人
旅を仕事につなげた11組の旅人たちを紹介します。
彼らは、「オーガニック」「海外で働く日本の女性」「ヒッピーコミュニティ」
「サッカー」など、さまざまなテーマを持って世界中をめぐり、発信しています。
2)「キャリアにつながる旅」をするための方法
本書では、旅を「プロジェクト」ととらえ、「準備」「旅に出る」「帰国」
のそれぞれの局面で、必要なステップを詳しく紹介しています。
3)デジタル時代の旅の最新グッズやサービス、50万円得する節約術
シムフリーのスマートフォンやクレジットカードなどの便利な電子機器や、
カウチサーフィンやAirbnbなどの最新SNSなどの情報も多数掲載。
また、上記で紹介した11組の旅人が「お得に旅するためにした20のコト」
として、節約術も紹介しています。
――
▼ この本は、ワンダーランドへ誘ってくれるベストの内容。
「こと」は、カタチで残らないが「行蔵」として魂に刻印される。
これが実感できるから、続けることが可能になる。
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10月18日(金)
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