ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6641,読書日記 〜『遅刻してくれて、ありがとう』 −1
* 「固体から液体へ」!
この数年で社会の有りようが根底から変化して、何か、途轍もないことが
起きているのではという不安感が世界を覆っている。ネット世界が現実社会を
覆って数年経つ。 図書館で、ずばり、それをテーマにした新書の上・下巻が
あった。さっそく、借りてきたが、分厚い濃厚の本。アメリカのジャーナリスト、
トーマス・フリードマン著、『遅刻してくれて、ありがとう』である。副題が
ー常識が通じない時代の生き方ー
Windows95や、スマ―フォンが普及して以来、あまりにも安易に面白い知識、
情報が入手可能になり、それが「考える時間」を少なくしている?… 20万年、
いや生命誕生40億年来の変革期の中で、タイミング的にはベストの内容。
人生の黄昏時の際に、こんなに面白い時代の際が重なるとは、非常に幸運。
この年齢で今さらだが、まずは、この幸運の自覚を持つこと。
著者は、インターネット社会を、「固体から液体へ」「フリクションレス
(イライラが無い)になる」という表現をする。その反面、何かしら大きな
不安に包まれる。 遅刻をしてくれた御蔭で、考える時間を持てて、有難う」
と、そのままを本題にしている。 何度も書いてきたが、
『事業経営を自ら清算できて有難う』と、毎日、思うこと。失敗には、考える
ことしか残されてないからだ。 私の失敗の本質は、1990年のアメリカによる
経済戦争で日本が敗戦した意味を深く理解できなかったこと。 右上がりの
経済成長が、下向きになってしまった現実の認識が、あまりに甘かったこと。
その結果、現在、毎日、考えることがあまりに多いことに驚いている。
右上がりの風で舞上がり、まさかの疾風で失速したに過ぎない」だけ。
「考えないこと、考えられないこと」が、人生に大きくロスを生んでいる。
とはいえ、「考えてもたかが知れている」。でも、考えないと、せっかくの
地球旅行で何も見ない、知らないで消滅する! 面白かったと実感できるのが
幸いだが… 〜つづく
〜歳をとって後悔するのは、あまりに勉強してこなかったかだよ!〜
・・・・・・
5546,子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの? 〜A
2016年05月22日(日)
『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの? 』
おおたとしまさ(著)
子供はこんなテーマの本を手にしない。手にするのは親など大人たち。
とすると、[子供偏]だけでなく、親向けの勉強の必要性を説く[大人編]があって、
至極当然である。私のようなリタイア後のシニアに、最後の総仕上げも含めて、
学ぶべきことは数限りなくある。せっかく地球上に、「遊び、学び、働き」に
来たのだから、総括の仕上げが必要である。この歳になっても、相も変わらず、
頼まれもしない、このような文章を書き続けている。しかし、今のところ
止めたいと思わないのは、テーマを探し、文章構想をたて、書上げるプロセスで、
多くの考える時間を得ることが出来るから。「考える」ことが、己を己たらし
めしている実感があるため。死ぬまで学び続ける姿勢そのことが最も大事である。
[大人編]
:荒俣 宏
動物だって勉強している/
人間は一人で生きていけないから勉強する/
人間は生き残るために知的欲求を発達させた/
「やってみたい」こそが「コンテンツ」集めの最強の動機/
「コンテンツ」が増えれば勉強はラクになってくる/
マイペースで勉強するのがいちばん身に付く/
親のアドバイスが子どものストレスになるジレンマ
:瀬戸内寂聴
勉強しないと「心の栄養失調」になる/
子どもの得意なことを見つけてやるのが教育の第一歩/
「先生は尊敬すべき人」と教えるべき/
子どもはテストの点でなく親の顔を気にしている/
1行でも印象に残る文章を見つければ立派な読書/
:坂東眞理子
「人はパンのみにて生きるにあらず」/
グローバル社会の処世術を身につけるには/
自分が今ここにいるのは自分の努力のおかげだけじゃない/
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05月22日(水)
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