ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6259閑話小題 〜さらば金沢
『金沢・富山バスツアー』への参加した際の手記をここで書いた。また先日、
<『トランジション』ウィリアム・ブリッジズ(著)>をテーマに書いた。
金沢「いとはん」時代と、その前年の産能大時代が、私には「ニュートラル」
状態の時節。気持ちは空虚で隅に追いやられた窮鳥状態だったが、その一つ
ずつの決断は、私には人生を大きく左右することばかり。時代は大きく揺れ
ながらも、右上りの潮流が流れていた。しかし、「ニュートラル」状態は、
目先が真っ暗闇で、何も見えない真っ黒なサングラスをかけたよう。一部の
秀才?を除いた司法試験の受験生のようなもの。合格までは、タダの引籠り。
ジャスコを辞めて入った産能時代に、千葉郊外の千葉県第三セクターが造成
した5万人の新興住宅地のど真中の商業地の売出し広告を見て応募して、当選。
土地を確保し、購入条件に二年半後までに着工条件が入っていた。まだ実務
経験不足を補充するため、金沢に期限限定の見習いとして入ったが、そこは
厳しさで有名な会社。今でも、夢に出てくるほどの厳しい現実と、逆に甘い
誘惑が行き交う動乱の修羅場。西武流通グループと資本提携。先が全く見え
ない事態なればこそ仏も存在する。居場所がない状態が自ずと仏心が滲み出る
が故に、様々な邂逅も多くある。2年半と割切っても割切れない空虚感が漂う。
「枝葉を切って根を養え」の時節。創業の志は実に逞しく響くが、派手な?
学生時代を生きてきたものにとって、その段差は非常に大きい。
もう二度と、金沢に行くこともなかろうと『金沢・富山バスツアー』に
参加した。そして、当時を思いだすにつれ、この辛さこそが、当時に、
経験しておくべきことだった。 縮んだ状態と、オデン屋で独り酒?の
味が何ともほろ苦かった… そう思うのは、物語の再構築のためか。
人生、恵まれていたとして、面白かったとしても、違った生き方もあった…
はず。でも、気にいった人生のデザインと色彩でもある。 人生、二度無し!
人生を振返り、物語ると、自らを癒すことになって色彩が明るくなってくる。
後記:以下を読返し、物語、行蔵として書き残す秘儀とはとはかくあらんと…
書いておかないと、忘却の彼方に… それもまたよいが。私が消え去っても、
刻印として、残るって感覚は、実存の根が、残っているようである。
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閑話小題 〜金沢・富山バスツアー
昨日は、数年ぶりに、観光バスツアーに参加してきた。
地元の越後交通(ゴールデンツアー)の日帰りコース。出発が長岡駅東口で、
早朝の7時20分発。地元到着が19時20分。値段が9500円(税込)。家内が長岡駅
への道すがらにある越後観光ビル内の案内所で見つけてきたツアー。
・富山県北アルプスを背景にした『あさひ舟川・春の四重奏』の花見と、
・金沢市内の『金沢ひがし茶屋街・散策』
・『ホテル日航金沢のランチ食べ放題』のメニュー。
家内が、このコースに甚く気にいって誘ってきた。この数年、ライフワークの
秘異郷旅行に行ってないため、即座に合意し、参加した。 一つだけ誤算が、
桜の開花が一週間早くて満開の時期を逸し、半分ほど散っていたこと。それでも
、満足できる散策。その後、金沢駅前にある「ホテル日航」のランチが思いの外、
美味しかった。「ひがし茶屋街」散策を1時間ほどして、帰路についた。
金沢には、20歳半ばに一年半ほど、修行も兼ねて勤務をしたことがあった。
立場が立場だけに、気持ちがどん底だったが、ところは、「いとはん」という、
マナーに厳しいと定評のあったファッション衣料チェーン。人手不足の中、
女性専用のマンションが大うけで、若い女性が殺到していた急激な右上がりの
会社で知られていた。しかし、努めて半年もしないうちに、ドルショックが
起きて時代は一変し、売上は激減し、西武流通グループの傘下に入る激動の
最中。社長と、ナンバー3の人物の対立もあって社内は荒んでいた。
しかし、3人に1人は、いわゆる金沢美人。仕事の半分は、様々な悩みの
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05月03日(木)
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