ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6222,閑話小題 −よみがえる100年前の世界ー
* アルベール・カーン コレクション
−よみがえる100年前の世界ー
ネットサーフィンで、たまたま面白い本に行き当たった。
100年前から発信された、あの世からの写真のようである。
20世紀初頭の頃、フランスの大富豪アルベール・カーンは、好奇心旺盛な
野心家。彼は私財を投じて、当時の最新カラー写真技術を携えたカメラマンを
世界中に派遣、時にはみずからも同行した。彼の夢は、20世紀初頭のありのまま
の世界を記録し、地球映像資料館を造ること。趣味の良い散財である。
ここでは、現在アルベール・カーン博物館が所蔵するカラー写真72,000点の
中からとくに選りすぐりを紹介している。そこで、どんな写真か好奇心が沸いて
きたので、検索をかけると、現在では失われてしまった異世界の生々しい写真
が現われ出てきた。現時点からみれば、全くの素人の写真家と、その被写体の
人物の視線の純粋、無垢な心そのままが、時空を超えて直に伝わってくる感覚
になる。
〜アマゾンの内容紹介から〜
≪ 20世紀初頭の世界を、初めてカラーでとらえた写真集。
同時期の40か国以上、387点をオールカラーで一挙公開。
「魅力的で鮮烈な最初期のカラー写真による祝祭」 ― ガーディアン紙
「まるで打ちのめされるような強烈なイメージ」 ― Time Out誌
「計り知れないほどの贅沢さ」 ―「テレグラフ」紙
NHK-BS「世界のドキュメンタリー」で放送されたシリーズ
「奇跡の映像 よみがえる100年前の世界」でも大好評。
「The Wonderful World of Albert Kahn」の邦訳版に、
日本の章を特別に収録したオリジナル版。≫
カーンの地球映像資料館は第一次世界大戦やオスマントルコの崩壊など、史実
を記録した点で高く評価され、記録にとどまらない。カメラマンは全世界に散り、
その国の伝統的生活・文化を記録してある。中には東洋、日本の風景もある。
カーン自身、日本に惹かれて3回も来日している。フランスの彼の邸宅には
日本庭園も造られました。≫
―
▼ 年齢のためか、100年前の、それぞれの人物の視線は、現在の私に
<私はあなたと同じように100年前に存在し生きていました。その私そのままが、
今見ている貴方ですよ!」と、語りかけてくる奇妙な感覚>と思わせるような。
ここにはカラー写真も多くある。モノクロ写真では「失われた過去」として
郷愁を誘うが現実感が少ない。カラー写真はその美しさで眼前に迫ってくる。
成るほど、世界は広く、深く、現世だけでなく、過去世を背負っている。
せっかく貰った現世に閉じこめられし者の悲しみの視線か、生の喜びの視線か?
・・・・・・
5855,閑話小題 〜 大相撲・今場所が面白い
2017年03月27日(月)
* 大相撲が面白い
八百長事件や賭博事件で人気が地に落ちていた大相撲が面白くなっている。
TVの大型化と鮮明化に加え、ガチンコ勝負の徹底で迫力が圧倒的に増している。
モンゴル人の上位制圧に対抗するため、「腕白相撲」からの英才化で、日本力士
がモンゴルと互角近くになってきているが。逆に中卒からの叩き上げの日本人
力士は、稀勢の里、煦タ、千代の国など7〜8人しか存在しなくなった。
とはいえ、有望なのがモンゴル人にも多いのも事実。
この19年、日本人横綱は出なかったが、先場所、稀勢の里が優勝をして横綱に
なった上、今場所も何とか連続優勝をした。まさか奇跡はないと思っていたが。
数百年、数千年、モンゴルの草原で羊の乳と肉で育ったのと、狭い山間の農地
で育だった日本人とは土台、骨格が違う。おまけに、相撲の由来がモンゴル相撲
であるとすれば… さもありなん。
10歳半ばの少年期に高校留学で単身、モンゴルから外国の地にやってくるのと、
親がかりの腕白相撲上りとは、ハングリーの根の深さが違う。とはいえ、モンゴル
に幕内上位を占拠され、優勝がかかれば、稀勢の里のように同国人の援護射撃で
土俵下に叩き落とされる。 海外に大相撲を解放したのが良かったかどうか?
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03月27日(火)
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