ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6113,『今日のつぶやき』 ー読書日記
『今日のつぶやき』リリー・フランキー (著),
ロックンロールニュース (著)
* 「つぶやき」の力
「初めてエッチしたとき、ウンコが逆流したら、きっとこんな 感じだろうな
と思った」(女のつぶやき 匿名希望) 図書館の返却コーナーで見つけ、
ここを立ち読みをして、何で?と思い、暫くして思わず吹き出し借りてきた。
自然に出た「つぶやき」なればこそ、言葉に不思議な力がある。
女でなればこそ、男は無理。いや… いるか? 詳細は各自が考えて。
「まえがき」の冒頭からしていい。
<言葉でも、思考でもなく、その中間に位置した心の無人駅のような場所から、
つぶやきがやってきます。のども通らず、脳さえも通過してないところから、
つぶやきは吐き出されます。…「本日定休日」の札を眺めながら「俺が来ると、
いつも閉まっている……」 むろん、店が悪いわけではない。定休日なのです。
本人は、つぶやきが、声になっていることさえ気づかない。誰にいうでなし…
…そう、人は言葉にしなくとも、常に何かをつぶやいています。つぶやきに、
恥じらいもモラルも、気づかいも、自尊心も悪意もない。故に、赤裸々です。>
リリー・フランキーのブログに毎日、一般人から投稿される脱力つぶやきを
並べた本。どうしても、下ネタが多くなる。特に女ものはシリアスになる。
〜まず目だったつぶやきより、
「挿入しながら別れ話」
「脱童貞。即性病」
「明日からがんばろう」
「初めてのグリーン車。なのに隣がヤクザ」
「家の中で気配を感じて振り返ると、サボテンが置いてあった」
「彼氏から「オマエ彼氏いないの?」って聞かれた。
(セフレだったの?・埼玉県・29歳)
「騎乗位でギックリ腰」(女のつぶやき 寄る年波・36歳)
―
▼ これを書き写してながら独り、「朝っぱらから、何だ!」のつぶやき。
4月〜11月の早朝の自転車上で、声こそ出さないが、独りつぶやいている。
平日のNHK・BSのゴールデン・タイムに、数年前から、朝昼晩の3回も、
日野正平が全国を5人のチームを組んで、「NHKの印籠」を持った水戸黄門の
ごとく、自転車で駆け巡る番組を放送している。三カメの5人を含めると合計
10人になる。 その一つのカメラが自撮りカメラ。その「つぶやき」が、日野
正平目線の世界に視聴者との同化に誘う。休憩の小さな店での食事風景が様に
なっている。 日々、刻々変化している景色と、擦れ違う人達との交流と、
無意識から出てくる「つぶやき」が、日野正平の内面世界に引込んでしまう。
早朝、この文章を書上げ、ネット上にアップ。 その直後に出発し、独り、
自転車で鳥の鳴き声を聞きながら信濃川の土手を走っていると、至福な世界に。
そこで、溜まったマイナーな毒素を吐き出すイメージを持つ。これを8年、散歩
を含めると40年近くになる。これに海外ツアーと、読書習慣が加わる。
そうでもしなかったら、遥か前に、自滅をしていたのだろう。
で、私の今日の「つぶやき」は、「何じゃ、お前は、ったく!」
<「お前は」には、他者とこれまでの自分を含む> で、
「まっ、いいか!」
・・・・・・
5746,なぜ本を読むといいか? 〜7
2016年12月08日(木)
<本を読む人だけが手にするもの>藤原和博著
* 確実によい本に出合う方法はあるのか?
本の選択能力を磨くには、どうしたらいいか。
“どのよんなジャンルでもいいから、数にあたることが大切”と著者はいう。
あたり前のことだが、その中で、著名人の読書指導書を、何処かで読んでおく
べきである。ツボを心得ているかどうかで選択肢が変わってくる。
それ以前に、あらゆるジャンルの絶対量の読書が必要になる。
〜その辺りを、第5章に具体的に述べてある。
≪・“こうしたよい本に出合う機会は、当然のことながら、読書の量を
重ねれば重ねるほど多くなる。「これだ!」という本を数えたことがない
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12月08日(金)
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