ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6107,閑話小題 〜再び「幸福アドバンテージ」について −2
   * 青山学院・優勝の秘密
 ビジネスやスポーツのチームでも、「ポジティビティー比が高ければ高いほど
業績が良い」ことが知られている。その比が高いチームのいい例が、箱根駅伝で
2015から3年連続優勝を決めた青山学院。以前、TVに青山学院の監督が出演し、
優勝に至った秘密を披露していた。チームに「走る笑顔」として、原監督が、
「わくわく大作戦」と称している。
【 •暗い学生を入部させない
  •叱らない指導
  •楽しい練習
  •笑顔で走ると、
選手たちのポジティビティー比を徹底的に上げていった結果、
予選通過すらなかった青学を3年連続優勝に導いた。
ポジティビティー比を高めるには、次の3つが効果的と。
 1.ポジティブ思考
 2.感謝
 3.運動
特に感謝である。増やすコツは「ありがたい」を増やすこと。
「今日も健康でありがたい」「3度の食事ができてありがたい」
このように、「当たり前」のことを「ありがたい」に変えていく 】

▼ 考えてみれば、「幸福優位性」の応用である。「旅行」と「旅」の違い
 と同じある。「旅行」は、行先に辿り着くことに重心を置くが、「旅」は
到達するまでの過程を含む。同じ人生なら笑って過ごした方が良い。7年近く
前のリタイア時に、心の危機対策に、内に押し寄せくる毒素の解毒に、まずは
精神にはストレスを溜めないこと。物理的解毒剤として運動量を増やすことに。
それを前提に、一日単位、週、月、年単位にスケジュールをたて、習慣化する
ことにした。 膿持ち人が、その毒気を傷口に塗りつけてくるところが娑婆。
己を衛るのは己のみ。マイナーの時節ほど、ポジティブ比を高める必要がある。
自分が自分であるためには、まず、自分の日々が楽しく、幸福感に満ちている
ことが、第一。この文章を書いている、この早朝の時間も、好きなことを、
自主的に過ごしているためか、アッという間に過ぎてしまう。そして、一日も。
 まあ、幸せなことで! 
追: 再び偶然だが、3年前の文章そのままが、丁度よい脈絡として続く。
 幸福になり、その幸福維持には、厳然たる法則が。そう軽く、甘くはない。

・・・・・・
5010,幸福優位7つの法則 −2
2014年12月02日(火)
      【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】
                       ショーン・エイカー著
  * 幸福の概念と、幸せな人
 それぞれの内容一つ一つに含蓄があり、納得させられる。その法則とは・・ 
法則1 ハピネス・アドバンテージ〜幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす
法則2 心のレバレッジ化〜マインドセットを変えて仕事の成果を上げる
法則3 テトリス効果〜可能性を最大化するために脳を鍛える
法則4 再起力〜下降への勢いを利用して上昇に転じる
法則5 ゾロ・サークル〜小さなゴールに的を絞って少しずつ達成範囲を広げる
法則6 20秒ルール〜変化へのバリアを最小化して悪い習慣をよい習慣に変える
法則7 ソーシャルへの投資〜周囲からの支えを唯一最高の資産とする
  ー以上だが、再起力、20秒ルールには特に新鮮な驚きを感じる。
  ★ 法則1、「幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす」
 ごく身近に、幸せを絵に描いたような人がいる。その母親が、この数段も幸せ
そうな人だった。しかし唯我独尊、自分の周りに太陽がまわっていると信じて
疑ってない。観察すると、ポジティブ感情が異常に高く、≪私は特別の存在≫
とのたまう。誰の心の底には、近い感覚があるが、年齢とともに片隅に追い
やられるが、この感覚が衰えてない。『絶対幸福の人』というのだろう。 
  ー幸せの概念についての箇所を抜粋してみるー
≪・私にとって幸せとは、「自分の可能性を追求して努力するときに感じる
 喜び」である。幸せは主にポジティブ感情によってもたらされる。幸せ
というのは、条件でも状況でもなく「心で感じるもの」だからだ。研究者に
よっては、「幸せ」という言葉を避けて、基本的に同義の「ポジティブ感情」

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12月02日(土)
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