ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6068,閑話小題 〜衆院選挙、観劇記…
* 終わってみれば、これが日本
☆衆院選挙も、終わってしまえば自民の大勝。たまたま吹いた風で舞上がった
元キャスターの自民党女議員が、思い切った独断で都知事になり、その勢いで、
日本初の女首相へ!の勢いもあったが、一言「排除…」で失落した。選挙のプロ
が側近に少なかったようだ。 昨年の都知事選の際、石原慎太郎元都知事が
「厚化粧の大年増」と小池を侮辱をしたが、翌日、小池は「私は今日は薄化粧で
来ました」とさらっと 言い返した。それが、小池大勝利の結果を導いた。
今回は、それが真逆に出てしまった。当然、都知事を辞任し、自ら立候補をし
先頭に立つべきだった。要するに腰が引けたのである。豊田、山尾、そして地元
の配偶者を宮崎元衆議院議員を持つ金子女史、への辛辣なヤジなど、そうこう
選挙戦をみるにつけ、虚構そのものの代議士だけにはなりたくないと…。
心はズタズタだろう。それでも未来を信じ立向かう姿には恐れ入る。
☆半世紀前にもなるが、私がいた学生寮に、自民系の政治志望の先輩たちが、
卒業後も出入りしていた。彼らの頭にあるのは、資金調達のためのネタ探しと、
出身地の地盤の感心のみ。資金も無く、あるのは野心だけの飢えた狼そのもの。
その影響と、時代背景もあって、私も、何やしら創業を思い立ち、青雲の志に
酔い潰れていた。時は1960年代後半。ディズニ―ランドの頭でっかちの
キャラのように。政界は、得体のしれない野心家がチャンスを求め彷徨う世界。
何が辛いかと言えば、大都会の真中で独りヨレヨレで、「お先真っ暗の上に、
金がないこと」。「死ぬことからみれば、何事もカスリキズでしかない」という
が、死んだ方が楽の世界が存在する。彼女ら3人の後姿に、それが見えていた。
辛辣にヤジっていた薄汚れた男たちに、どんな哀しい人生があったのか。
仮想インタビュー:
豊田前議員: 「エテ公、死ね!」
山尾議員: 「あの方々に、人生など、あろう筈がない。哀しいという
言葉が汚れます!」
金子前議員: 「旦那の侮蔑、そのまま、貴方がたにお返しします。まだ、
ずっと、旦那がまとも。何んで、こんな人が住む地元
のため、全力投入しなければならないのかしら!
それにつけても、亭主のヤツ!落ちてしまえば、ただの猿」
小池都知事: 「あちゃ、ぱー!」
・・・・・・
5701,自分のための人生 〜D
2016年10月24日(月)
『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)
* 幸福の人ほど「知的」になるのはなぜか?
幸福の人は概して「知的」である。「知的」だからこそ、幸福と言える。
知識とお金の使い方を熟知すれば、身をたすけるが、問題は使い方になる。
分類される前の中学の同級生の上位2割と、下位2割の成績の人たちの、
その後の幸福度を比較すると、その後の人生で、現象的にみてだが、比例して
拡大している。著者は、「人は自分の望むとおりに頭をよくすることができる。
才能は資質よりも、どれだけ時間をかけるかに負うところが大きい。」と、
看破する。 〜その辺りから 〜p74
≪・自分自身の基準に当てはめて考えれば、自分を知的だと思うこともできる。
事実、幸福になればなるほど人は知的になるものだ。例えば代数や書き取り
などの分野が苦手なのは、今までに行ってきた選択の当然の結果として、
そうなったにすぎない。こういう課題のうちどれでもいい、練習に十分な時間
をかけようと決めさえしたら、まちがいなくうまくなる。自分を過小評価して
いるとしたら、それはそういう考えを受け入れてしまったからだ。学校の成績
のように常に変化するものを基準にして自分と他人を比較するからである。
・こんなことを言うとびっくりするかもしれないが、人は自分の望むとおりに
頭をよくすることができる。才能は資質よりも、どれだけ時間をかけるかに
負うところが大きい。
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10月24日(火)
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