ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5981,閑話小題 〜最後の講義・1 ーランディ・パウシュ教授
   * 最後の講義
 「もし今日が人生最後だったらどんなメッセージを残すのか?」
米国の有名大学では“ラストレクチャー”と呼ぶ「最後の講義」が行われている。
広がるきっかけとなった伝説の「最後の講義」がある。10年前、カーネギーメロン
大学のランディ・パウシュ教授。VRのパイオニアであり、ディズニー3Dの生みの
親である研究者。実はその時、がんで余命半年、本当に最後の講義となった。
パウシュ教授が学生たちに語りかけたメッセージ、感動の講義の内容は?
 この講座で語った言葉が、まさに魂の言葉。
≪・なぜ夢の実現の前にレンガの壁が立ちはだかるのか。それは夢に
 対する思いを証明するため。思いの弱い人はここで止まってしまう。

・君たちの時間は限られている。その時間を、他の誰かの人生を生きることで
 無駄遣いしてはいけない。ドグマにとらわれてはいけない。それでは他人の思考
 の結果とともにいきることとなる。他人の意見の雑音で、自分の内なる声をかき
 消してはいけない。

「夢を叶える」ということについて、
・インスピレーションと夢を見る力は無限大だ
・(夢をかなえるためには)交渉は粘り強く、そしてこちらから材料(提案)
 を持ちかけることで道は開けるものだ

 ランディの他の夢について語る。 「NFLのプロ選手になる」という夢。
 これはかなわなかったが、プロ選手になれなかったから学べたことが
 いっぱいあると言っている。
・夢がかなわなかったとしても、子供のころに打ち込んだことは生涯の友になる
・経験とは、求めていたものが手に入らなかった時に手に入るもの

厳しいフットボールの監督が語ってくれた言葉として紹介している言葉。
・間違いを指摘されるのは、君が期待されている証拠だ。
・誤りを指摘されない環境は自分のためにはならない。批判は愛情の証だ。≫

▼ まだまだあるが、次回に。 最終講義の日が「妻の誕生日」。サプライズで
 誕生日の祝いのケーキが出てくる。驚いて壇上に出てきてキスをする場面が、
涙を誘う。最後の最後に、『これは、子供たちに残すための講座』のオチが良い。
 私的なことだが、卒業をしてから10年程経ってのOB会が、大学内の大ホールで
行われると案内があった。「何だろう?」と思いつつ出席すると、それは先生の
最終講義でもあった。その時に、病魔が進んで余命いくばくもないのを覚悟だった
集まりだった。それぞれの年次のグループが壇上に立ち、思いで話をするのだが、
誰もが、先生に対する魂の篭った内容で、2時間の時間がアッという間に経過した。
御夫婦とも亡くなられた現在でも、30〜40人が毎年、集まった会が開かれている。
<紳士たれ。本を読み続けなさい。他人には優しく自分に厳しく。群れるな。
 自分を律しなさい。> 等々…  自分を「絹布団」と喩えていた通り、
肌触りは冷たいが、時間をかけると、温かさが伝わってくるタイプ。その真逆が
多い中、貴重な存在である。私が直接であった人物で、間違いなくNO1の人物。

・・・・・・
2016年07月31日(日)
5616,閑話小題 〜都知事は誰に?
    * 都知事選の結果は?
 都知事選の当日の予測をしてみる。当たるも八卦、外れも八卦で、ずばり、
「小池」である。さほと難しい予測ではない? 最後の止めは、石原慎太郎
の、小池への「厚化粧の女」発言で、女性票が、大幅に流れ込むことになる。
 演説で、鳥越を「売国奴」、小池を「大年増の厚化粧でうそつき」と激しい
攻撃。これでは、逆効果になる。かの石原も、80歳を過ぎて、少し痴呆症が
入り始めたということか。選挙結果を、先読みをして、民進党の岡田代表が、
次の代表選に不出馬を、表明をした。 鳥越を代表に担いだことからして、
当然である。としても、本来なら、官僚上がりが順当だが・・  
   
    * リオのオリンピック、盛上らず
 一週間をきったのにリオのオリンピックが開催なのに、全く盛上りがない。
ジオ熱と、治安の悪さと、設備関係の不安と、政情の不安定で、マスコミ関係者

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07月31日(月)
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