ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5956,洗って使える 泥名言 〜1
<『洗えば使える 泥名言』西原理恵子 (著) >
* マンコ一回は数には入らん
図書館の返却コーナーで見つけた、「サイバラ」の下ネタ、B級シリアス本。
この御堅いブログには相応しくない?が、第3章の『男と女の名言』が…何とも。
「中村うさぎ」ちゃんも、無理がタタって、介護生活。その穴を、岩下志麻子
と、二人が埋めている。 スナックで、酔い客と、ママやホステスと日ごとの
会話は、こんなもの? 聞いたこともない?下ネタが、息をつかないほど続く。
・「無理マン」=私らの頃の高知の田舎の女子の初体験は、和姦と強姦の間の
「無理マン」というのが普通でした。二人きりになって、もう抵抗しても無駄
だし、殴られるのも嫌だし、まあしょうがないかな、みたいな…
・「マンコ一回は数には入らん」=ヤンキー文化の女子高だったので、みんな
結構やっている回数が多いです。何回以上やると付き合ったことになるかと
いう話題になった結果が、これ。
ー内容紹介ー
≪実父はアルコール依存症。継父はギャンブル依存症で自殺。元夫もアルコール
依存症。自身も地元高知の高校を退学となり、大検を経て武蔵野美術大学に
進学するも、生活費稼ぎのために、在学中からミニスカパブでホステス、成人誌
で漫画を描く日を過ごした。そしていま“整形手術の帝王”高須克弥氏と熱愛中…
そんな波瀾万丈の半生のなかで、サイバラの人格を形作る土台となった身近な人
の「金言」集です。 その一部を紹介すると――。
・「前科とお金、どっちが大事?」…バイトしていた白夜書房の編集長の言葉。
猥褻図画を載せて何度も警察に捕まった氏は、「前科なんていくら増えても
いいじゃない。お金が儲かるんですよ」と繰り返した。
・「半分も払ったのに」 …雀士・小島武夫の言葉。麻雀の負け分をめったに
払わない氏は、「半分も払えば返したも同じ」という考え方だった。でも、
誰からも愛されたという。
・「病気は作んなきゃ」……高須氏の言葉。氏が「包茎は悪いこと」という
認識を世に広めることに成功し、「包茎手術の第一人者」となった経験から。
歴史上の偉人とかビジネスの成功者の名言みたいに輝かしいものではありません。
どっちかというとゲスだったり、身もフタもなかったり、ワケわかんなかったり
するような言葉ばっかり。でも、サイバラの人生の糧となった“言葉の劇薬”≫
―
▼ 御堅い明治生れの両親の元で生れ育ったため、親元から離れても、すり込み、
呪縛から離れることが暫く出来なかった。女性中心の職場だったこともあり、
B級グルメ的魅力の女性が多くを占めていたが、地域の魅力を持った愛らしく
美しい人が、それぞれいた。ヤンキー上がりはゼロに近かったが、それでも
面白く、際どいのが4〜5人に1人の割合だったような。驚いたのが、
平気で2人、3人目の相手の物色をする実態。違った相手に気持ちが移るのは
自然のならいか。西原は「えげつない、下ネタの漫画家」でもあるが、これがマタ、
面白い。ここまで明け透けになると、「いやらしい!」の気持ちが吹っ飛ぶ。
ところで、「洗えば使える」は、あれのこと? 「洗って返してもらえば…」
両親に、生々しい具体的下ネタは控えるように教えられて育ったが、一般家庭
なら至極当然だが。下のことは、「暗黒の大陸」より、「暗黒の密林」ですか。
・・・・・・
5591,私の人生で出あった大断層は
2016年07月06日(水)
* 私の人生で出あった大断層とは
日本の断層といえば、戦国時代、明治維新、太平洋戦争の敗戦、そして、
バブルとバブル崩壊による日米経済戦争の敗戦である。敗戦直後に生まれた
私にとっての最大の断層は、ソ連・東欧の崩壊と時を同じくしたバブル崩壊。
アメリカによる日本潰しだったバブル崩壊について、あまり語られないが、
太平洋戦争敗戦に比する経済敗戦。あれ以来、大規模な金融再編、大型スーパー
や百貨店の倒産、西武鉄道グループの銀行管理などが連鎖して起こった。
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07月06日(木)
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