ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5940,閑話小題 〜帰りの宇宙船内で 〜4
   * 帰路の宇宙船内で独り思うこと
 考えてみたら、人生後半からのライフワークの「秘異郷ツアー」は贅沢
な趣味である。40歳代半ばのプレッシャーは御たぶんに漏れず大であった。
その解消も含めて年・2回の旅行を自らに義務付け、何があっても行くと決心、
20年以上、行き続けてきたことは、ここで何度も書いてきた。家内と2人で
年150〜200万の出費は、現役当時は苦労することなく捻り出せていた。
 振返えった実感としての価値は、値段の3倍以上である。地球上の自ら
の立ち位置を、宇宙側から逆照射して見る感覚が何とも絶妙で面白い。
 このテーマも、地球上の秘異境を宇宙に拡大したもの。何処の地でも、
人間、動物、自然環境の普遍的事象は様々。それぞれ違う時間が流れている。
その経験を重ねるたび、地球の広さと、深さと、意味そのままが見えてくる。
「観光」の言葉は軽い響きがあるが、自然自らが地球上につくり上げた「光」
を神自らの目で観るような感覚は人間としての本分になる。新たな別物の魂が
独立し、その視点で自分と、自ら存在する世界を鳥観している感覚を持った
ような。内なる別の魂が、行った先の魂と邂逅、その場で自ら燃え尽きるよう
な経験。これが「魂の出会い」というのだろう。
 宇宙彼方の星から、地球への観光旅行をした帰路の宇宙船内で、覚めた目で、
人生の観光を思い出し総括するのも、なかなかの味。生きている内が花である。
<「宇宙船に乗っていいよと言われたら、どんな席かなんて聞いている
 場合じゃない。さっさと乗るだけだ。」〜シェリル・サンドバーグ>
で、地球にやってきて、帰りの宇宙船での地球観光の総括が、これ。
キリスト教に、『煉獄』というのがあった。 〜ネットによると〜
<浄罪界ともいう。キリスト教において神により罪をゆるされ義とされたが,
その罪の償いをまだ終っていない死者の霊魂が死後至福の状態に導かれるまで,
残された償いを果すためにおかれると信じられる苦しみの状態。この状態に
ある死者のために祈ることが可能であり,またよいこととされる。ダンテの
『神曲』第2編はこの信仰に基づく。この教義はカトリック神学者間にも解釈上
の問題があり,プロテスタントでは概して煉獄の存在を否定している。>
 私の思いついた「別宇宙からの観光論」は、生死の境目で人生を、因縁ある
亡き人と語り合う、際ものの対話で、枠が私の人生の因縁ある人だけ… 
 そういえば、哲学者の池田晶子女子の哲人との対話も、『幸福の科学』の
教祖様も、歴史的人物を呼び出し? 対話をしていた。 まあ、難しいことは
考えないで、因縁ある何人かと、帰路の宇宙船内で、総括の対話そすればいい。 
それにしても、学生時代の誓い、『己の魂(良心)にとって、やましいことは
しない』で、あわやの危険を何度もさけてきた。『良かったか悪かったのか』と
思い返すことしばしばだが。最期は、プツン前の自己対話の中で終わる…
 
・・・・・・
5575, 閑話小題 〜適正寿命
2016年06月20日(月)
   * 適正寿命
 ある本の中に、『適正寿命』という文字があった。漠然と長生きできれば
よいと思っていたが、経済面、健康面、生き甲斐面の3つの条件が整った上
での、適正な人間の寿命を考えると、死にそこなわない、『適正な寿命』の
時節が考えられる。 男性の場合、健康年齢(寝たきりや介護を受けず日常
生活が可能な年齢)が70歳。死亡平均年齢が80歳からして、10年の介護が必要。 
とすると、適正寿命は、その中間の75歳辺りか。 70歳になった私の実感から
しても、その辺り? 数年前に、仮説で、私の健康年齢を75歳に設定をした。
で、そろそろ、ガンか、脳梗塞の兆候が出てきそうだが。 何せ、平日は、
平均3時間も運動をし、何とか未病で抑えているため、表立っては、いたって
元気。「死ぬべきときには、死ぬがよい」が、余命半年か、一年と確定したら
動転し、奈落の底に沈むのだろうが。          
   * 今週が注目
 この23日に、英国のEUからの脱退か居残りかの正否の国民投票がある。

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06月20日(火)
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