ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5935,閑話小題 〜「翔猿〈とびざる)」とは
* なんとまあ、上手い命名のこと
新十両に(岩崎改め)翔猿〈とびざる)が昇進した。小柄で曲者の特徴を
一言で、「翔猿」とは、さすがである。一度聞いたら、二度と忘れないほどの
四股名。うまく命名できれば四股名でも人気度が違ってくる。この四股名で、
「宇良」並みの、人気力士になる可能性を予感できるのは何故だろうか。
これに匹敵する「宇良」の四股名を考えてみた。「麗」もいいが、「宇良良」。
これは、春うららを感じさせるキャラをイメージして。この裏の受けを狙って、
「猿飛」も悪くないが、二番煎じの感がするが、話題になり、これも強烈。
遠藤が「清水川」と予定されているというが、爽やかなイメージの「春風山」
も悪くないが、強そうではない。「地雷也」「五右衛門」ぐらいでよい。
新潟出身の「小柳」が、「豊山」の四股名になったと同時に大負けをした。
先代と先先代のヤワなイメージで、取組相手の方が勝ちそうな感がする。
エジプト出身に「大砂嵐」がいるが、これは上々の命名。
昔、「岩風」という小兵力士がいたが、低い姿勢でもぐり込んでシブトク
勝ちをとる戦法だった。鏡餅のような腹の「鏡里」という横綱がいた。
四股名こそ、広告代理店に頼んで貰えばよい。
何といっても一番は、本人の精進による実績もあるが、「大鵬」。
ところで白鵬は、柏戸と大鵬の「柏」と「鵬」をイメージで、「拍鵬」
では面白くないと、「白鵬」に落ち着いた逸話がある。これも本人の
実績もあって、ベストの部類。
いま思いつたのが、『一撃』。相手にとって嫌なイメージになる。
いや、小さいから、一撃でやられるか?
・・・・・・
5570,突然、余命宣告を受けました ー@
2016年06月15日(水)
〜 『あの世へ逝く力』小林玖仁男著
図書館の「返却コーナー」で、<あの世へ逝く力>というタイトルの本に
目が吸寄せられた。この数日、歌舞伎役者・海老蔵の妻の進行性乳癌が
報道されていることもある。70歳をこえた我身にとって、いつ何時、余命宣告
をされても不思議でない。 「まえがき」冒頭から、死に直面した著者の悲鳴
が、そのまま、言葉に転換されている。24年前、これに近い経験をした。
将来が突然抉り取られたような絶望と恐怖感は思い出すのも憚れる。
以下は、まさに同じ感覚。特に、夜半の布団での恐怖は! 天国も地獄も、
まさに現世にあった。ここで、「時計の針が、未来ではなく終りを刻み始めて
確実に分かったことがあります。」と、実感そのままを述べている。そこで、
死に物狂いで天国巡りをして、地獄1つに、天国3つの割合にもっていくしか
なかった。 死が現実問題になると、火事場の馬鹿力が湧出てくる。で、ホテル
を過剰投資を楽しみすぎて、在庫オーバーの遠因をつくったオマケもついた。
〜その辺りから〜
≪ ある日病が発見され、突然、余命宣告を受けました。通っていた糖尿病
クリニックでのレントゲン検査で、「肺が黒い」と言われ、大学病院を紹介され、
ここで「間質性肺炎」と診断されたのです。肺壁が壊れていき、呼吸をするのが
困難になっていく病。助かる見込みのない進行性の難病。早ければ二年半ほどで
死に至ると知りました。混乱の中、私はペンを執って、心の動揺をそのまま書き
取り始めました。メモをとったり書いたりするのは得意な作業。
手を動かしていれば気が紛れる…。何よりも、そうしなければ精神のバランスを
保てなかったからです。最初に聞かされた医師の話や、それに対して自分が
どうショックを受けたかということも、思い出せる限り書きました。・・(略)
時計の針が、未来ではなく終りを刻み始めて確実に分かったことがあります。
「漠然」と流れていた日々の時間が、突如、「凝縮」した時間へ転換したのです。
限られた時間をどう有意義に過ごすかを真剣に考え、自分の人生を満足するもの
にどう仕上げるか、そのことにのみ神経が集中していきました。これだけは
やっておきたいこと、何が何でも叶えたいこと、どうしても欲しい物、最後に
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06月15日(木)
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