ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5925,閑話小題 〜「あきらめる」健康法
* リタイアで神経症の大部分が治る
6年前、少し前がかりで、会社を整理して御隠居生活にはいった。
何故か、その時以来、様々な神経症が収まってしまった。負担が大きかった
のである。準備期間の15年間を含めた20歳からの45年間、何か憑き物に追い
かけられ、神経を擦減らしていた日々から解放されたためである。このプラス
効果は思いもしなかったこと。
先日、図書館で見つけた本が、それを解釈している内容。ずばり、
<自律神経を整える「あきらめる」健康法ー小林弘幸著>。
私は、「あきらめざるを得なかった」だけだったが、以来、少し肩身が狭く
なった気分以外、全身がフワフワと浮いたような気楽な心持ちになっている。
スーパーのレジでドキマギしたり、会話時に相手と目を合わせると過度に緊張
したり、都電内などの視線恐怖症などが、嘘のように消えてしまった。
客商売の職業柄、いつ何時トラブルが襲い掛かっても、対処できる緊迫感を
持っていた日々が、会社清算の決断した瞬間から、45年間、維持していた重圧
から解放されていた。仕事など責任を負えば、誰もがストレスで少なからず
神経症があって当然のことだが。
〜アマゾンのビュアーの書き込みより〜
≪ 本書は、ネガティブな感情が自律神経のバランスを乱し、結果的に心と体
に 不調をもたらすとう負の連鎖について分かりやすく説明した上で、この
負の連鎖を断ち切る方法として「あきらめる」ことを提案しています。
そして、「あきらめる」の本来的な意味は、物事を途中で投げ出すような後向き
な態度ではなく、物事の道理をしっかり理解し、執着を捨てるという前向き態度
であるとしています。とはいっても、自分が執着してきたことに対して、そう
簡単に「あきらめる」ことは難しいのが人情…。 そこで、本書は、「ゆっくり、
動く」ことや「あきらめリストの作成」等日常生活ですぐに使えそうな
「あきらめる」習慣を紹介してくれています。この本を読んで肩の力が抜け、
思考もクリアになったように思えます。オススメの一冊です。≫
―
▼ 自律神経失調症は、対人関係などのストレスによるネガティブな感情を
起因とする。で、リタイア時には、少し厳しめな日常のスケジュールをたて、
淡々と過ごすことで、内、外のネガティブの嵐から自らの心の芯を護ってきた…
問題は、夜半に目が覚めた時に起こるネガティブな感情。これを、プラスに
有効に如何に転嫁するかである。 スポーツジムでの、「ヨガ」が終りの仕上げ
に、5分間の『屍のポーズ』がある。マットの上で、大の字になり、死んだつもり
になって、手足の末端から、内臓、頭の緊張を抜いていく。これも慣れるつれ、
緊張感と安堵感で、何かの自縛から解放された感になる。 夜半の覚醒時に、
これをやると、この時間帯が、「銅」の時間帯から、成り「金」に変わる。
ここでいう、「あきらめる」は、「諦める」ではなく、「明らめる」であり、
モノゴトを明らかにすること。その点、16年続けてきた、このブログで、
思いを、書き連ね公開(後悔)している習慣が「心の杖」になっているが、
どうも、それを振り回して他人を殴りつけてもいるらしい。 ったく!
・・・・・・
5560,フーテンの寅の、本質と家族の幸せとは 〜A
2016年06月05日(日)
* 強烈なミヤコ蝶々の母役 <山田洋次:名越康文 対談>より
なぜか、シリーズの中で印象に強く残っているのが、寅の母親。
ミヤコ蝶々が演じていたが、これがハマリ役。寅の『基低欠損』の原因である
関西のオバアチャン。 私事になるが、終戦直前に焼出された商家再建の中で、
産まれ育った。両親は商売に熱中、私を含めた8人の兄姉たちは、親の直の愛情
を受ける機会が少なかった。その中、末っ子もあって、兄、姉たちだけでなく、
多くの従業員の愛情を一身に受けたのが大きい。両親は、気が向いた時だけ
愛情を注いでくれていた。その代わり、美人の女店員に付いてまわっていた。
ふと思いついた言葉が、私に関しては「基底肥大」。兄、姉は、終戦の
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06月05日(月)
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