ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5913, 「純粋な悪」を、日本にみる
* 「純粋な悪」を、日本にみる
書くのが、少し気が重いが。 三本の矢で、経済を元のような成長経済に
戻しましょうというアベノミクス。人口減が本格化を始めた日本に経済成長
など無理の話。女性の経済学者が、<萎んだ気球を再び膨らませるのではなく、
その横に気球をつけて引っ張り上げようとする馬鹿な試み>と切り捨てて
いる。高度成長期に育った世代の元首相二人が、現首相と副首相ともなれば、
当然の政策だが、現在の日本の財政は重大な岐路に立っている。
国家収入の二倍の国家予算のどこが悪いかと、開き直っている。
そう遠くない近未来に、そのツケが回ってくるが、その日までは大丈夫と
大盤振る舞い。日本憲法も、アメリカに押し付けれたまま、改憲もしないで、
ここまできた。与えられた民主主義の甘さを抱え、ひたすら護憲を唱え、
戦争反対と、平和を唱えているうちに、海を隔てた隣国の北朝鮮が、東京
まで射程の核弾頭ミサイルを持ち、それで恐喝をしだした。「純粋な悪」の
妄想ほど始末が悪いことが、これだけで分かるはず。
もう一つ、日本経済の成長を誘導してきた、中間層が痛んできた。
右上りの高度成長期には、その存在が有効に働いたが、今では、ネット、
パソコン機器の進化で、中間層の役割が大きく変わってしまった。
純粋悪の対象が、様変わりをしたのである。知識、情報が最優先され、
現実社会を逆支配してしまった。世界と同じくして、日本にもカオスが
覆うようになってきた。都会にエネルギーが集中、地方は今や虫の息状態。
結局、大きな痛みを伴っても普通の国に戻ればよい。
・・・・・・
5548,閑話小題 〜都知事の変節
2016年05月24日(火)
* 都知事の変節
都知事、公私混同で窮地にたっているが、知事以前の過去分を含めて、
ここまで表だってしまい延命が可能かどうかの瀬戸際まできたようだ。
バラエティーで、司会が、「たけし」に、<都知事になりませんか>と、
ふると、<俺がなったら、汚職のやり放題> と、両手で懐に向けて放り
込む身振りのジョークが真に迫っていた。 やり直しをしても、たけしの
弟子の、元宮崎県知事が出てきて、間違えなったりするよりマシだが。
石原慎太郎にしろ、猪瀬にしろ、都知事の絶大な権力は、我身の分際を見失う
力があるようだ。
* 思いのままに
大相撲も終わって、今週末から、伊勢志摩サミットが始まる。
オバマ大統領の送別会的サミットだが、オバマを二期させたのが間違い
だと悟ったアメリカ国民は、トランプを、大統領に選ぶ可能性がある。
<世界は既に「大恐慌」と、「欧米のキリスト教と、ISなどイスラムとの
宗教戦争」に既に入ってしまった> と仮説をたてると、アメリカは、
強硬派のトランプを選択、という流れが起きる可能性がある。
アジアは、<天気晴朗なれど、波高し!> だが。
* 何かお店が大変みたい!
家内が言うに、「スーパーとか、ショッピングセンターで、日々、
不況が深刻なっているのを感じる!」という。 今朝の、朝刊の地元版に、
新潟に本社を置く「ウオロク」の社長が心筋梗塞で急死、との記事があった。
長岡の「原信」と一騎討ちだが、規模、システムから見て、「ウオロク」は、
不利に見えていた。 その中での急死、正しく戦死になる。
リタイア前から、年金暮らしになると、経済の動きに対して疎くなると、
聞いていた。そして、その立場になって、まる5年になるが、まさに、そう。
気楽で良いが、週に一度、酒と肴をスーパーで買う以外に、世間との接触が
無い上に、他の買物はネット上で済ませてしまう。 老兵は、静かに、
ひっそり生きるべし! ということか。 それも慣れれば、それでよい。
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5183,TPPを考えるに
2015年05月24日(日)
『読書脳』立花隆著
* TPPは、アメリカが世界の富を吸い上げる戦略の要!
ここで、反対の立場からのTPP入門書を紹介している。
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05月24日(水)
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