ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5705,マネー・ワールド � 〜資本主義の未来
今さら経済の話題でもないが、NHKスペシャルの
『マネー・ワールド資本主義の未来』の三回シリーズの録画をみた。
今世紀に入ってから世界の政治・経済の異常さは、ただならぬものがある。
冷戦の終結、1995年のウィンドウズ95の発売、スマートフォンの普及と、
電子機器の飛躍的進化で、現実社会の上を覆うような別世界が出来上がり、
フラットになってしまった。その結果、国家、民族、宗教の垣根が低くなり、
一部の人たちの総取り傾向が、中間層の没落を招いている。それが、マネー
・ワールドを変え、人々の生活を激変させている。
2500年前のギリシャの社会構造が、「3%のトップ、30パーセントの中間層、
67%の隷属層」。それが、現在でも、言葉を変えて、そのまま続いている。
3%に従い、社会を主導してきた30%が、ネットや、電子機器の進化で、いま
まさに隷属層に落ちようとしている。それがマネー世界で端的に表れてきた。
何ともシリアスな現象だが、情報化社会の功罪そのものである。
〜NHKのHPの番組紹介より
◇ 第一回、マネー・ワールド<資本主義の未来(1)世界の成長は続くのか>
≪ 米大統領選挙を左右する大富豪とホームレスの「巨大格差」。
2500億円の詐欺事件の首謀者が語る「大企業の不正」の内幕…。
世界中で相次ぐ“お金”をめぐる大異変に、爆笑問題の二人が分かりやすく
切り込む! いま「マイナス金利」「モノを買わない若者」など、日本でも
異変が。それは250年続いてきた経済成長の終わりではないか?今後も世界
は成長を続けられるのか?資本主義のスケールで現代を読み解く新シリーズ。≫
◇ 第二回、マネー・ワールド (2)国家VS.超巨大企業
≪ 私たちの暮らしやお金、格差問題まで、すべてに関わる資本主義。
シリーズ2回目は、経済を誰がコントロールすればいいのかを考える。
国境を越えてグローバルに活動する巨大企業が次々と誕生。なかにはビジネス
に支障が出たとして国家を訴える裁判が多発。財政に深刻な影響の出た国まで
現れている。国家が企業をコントロールしてきた資本主義。それが今、企業が
国家を飲み込む事態が起きている。この先に一体何があるのか、考える。≫
◇ 第三回 マネー・ワールド 第3週〜巨大格差のその先に
≪ 近代資本主義250年の歴史の中で、現在は格差が最も広がっていると言われる。
巨大格差の先には何が待っているか。元米国労働長官のロバート・ライシュ氏や、
“世界一貧しい大統領”と呼ばれたホセ・ムヒカ氏ら知の巨人たちに話を聞く。
また、自らへの増税を求める米国の富裕層グループの活動や、経営者の報酬を
10分の1に削って従業員の最低賃金を7万ドルにした企業の社会実験などを通じて、
格差是正の可能性を探る。≫
▼ まさか事業整理に至るとは、その時に至るまで思ってもいなかった。
アッという間である。情報化による社会の変化に対応できなかった結果である。
第三回の<巨大格差問題>の特集がシリアス。これは後で取り上げる。現実の
生活で、セブンイレブンで弁当を買い、トヨタの自動車に乗り、ユニクロの
ジャケットとズボンを着て、マイクロ・ソフトのウィンドウズを使い、iPad
とiMacのパソコンを使い日々を過ごす。それぞれが巨大企業の製品である。
更にAIとロボットが、中間層の仕事を奪う事態が進むことになる。 〜続く
・・・・・・
5340,もし上野さんが美人だったら? 〜身の下相談
2015年10月28日(水)
〜社会学者の身の下相談
* もし上野さんが美人だったら?
ー身の下相談にお答えしますー 上野千鶴子
「私は美人故に読書量が少なかった。そうでない貴女は読書量が多く、知名な
学者になっておられる。その私は、どうしたら、その深みに到達できるのか?」
という辛らつな質問。 何かやらせ?のようだが、それはないという。
● 質問: もし上野さんが美人だったら? 相談者主婦60歳
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10月28日(金)
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