ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5688,自分のための人生 〜@
           『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)
   ★ 自分の問題を自ら解決する
 創業を20歳時に決意してから、65歳までの45年間、その道を歩いてきた。
その割には、大波のうねりに引きこまれることが少なかった。事業規模を
小さく集中したことと、事業清算を前倒しも含めて、結果はともあれ、
一スパンとして比較的無難? 事業の基本設計を入念にたてたこともある。。 
 構想した事業の絵図から、計画を練上げ、起業し、実業し、最後の清算
までの一サイクルの手ごたえがあってか、後悔の念は少ない。
 ダイア―が言わんとするのは、「創業の心構え」と類似している。 
父が常日頃、語っていたことと、私の実感とも重なる。〜その辺りから抜粋〜
≪ 自分がやりたいことを思いっきりやって、後悔のない人生を送るには、
 どうすればいいのか。 大きく二つの主張がある。
・一つは、『人生のあらゆる問題はすべて自分で選択、解決することができる』。
“自分の感情を人のせいにするというのはまさに間違った選択で、すべての
感情は自分の考え方、見方を深めることによって全部選択できるもの”。
・もう一つは、『今日一日を徹底的に大切に生きる』。
私たちに存在しているのは、「今」この瞬間だけ。過去や未来は、
どこを探しても見つからない。あるのは、私たちの頭の中だけ。
真の意味で「自分のために」生きるための心得が必要。
  こういう話がある。
 ある心配性の人がいた。近所の人が「今日はいいお天気ですね」と挨拶
したら、その心配性の人は「こんなにいい天気が続くんじゃ、傘屋をやっている
息子は困るだろうなあ」と答えた。その次に雨の日に、「今日は雨が降って、
息子さんの商売にいいでしょう」と挨拶したら、今度は「いや、娘の嫁ぎ先は
ビヤガーデンをやっているから、困るだろうなあ」と言った。
 まったく同じシチュエーションでも、雨が降ったときは傘屋をやっている
息子にはいいなと考え、天気になったら、ビヤガーデンの経営者に嫁に行って
いる娘にはいいと考えられる。 これは極端な例だが、すべてのことは考え方
によってガラリと違って見えるものである。したがって、よい天気、悪い天気
というのも、受止め方といってもいい。
 つゆ時に雨が降るのは、農家にとって本当はよい天気である。あるいは読書
好きな人なら、雨が降る日のほうが落ち着いてよく読めるということもある。
つまり、雨が降る日とかよく晴れた日とかがあるだけであって、よい天気、
悪い天気というのはその本質について考えればまったく無意味な言葉である。≫
▼ 人生を振返ると、最悪の渦中に、最善なチャンスがあった。逆にピーク時に
 重大な判断ミスをしていた。結果は、10年以上経たないと判明しない。
『今日一日を徹底的の大切に生きる』の問題である。 目標を明確にして、
少しキツメなスケジュールをたて、面白可笑しく実践していけば、一日を充実
して生きることが出来る。 少し、内海を忘れて、外海に出たり、自分の洞窟
(内面)で生きたら! そのためには舟を船に造り替えが必要か。今さら無理?

・・・・・・
5323, ウェブ2・0」はどこへ消えた? ー@
2015年10月11日(日)       
       ーウェブ2・0」はどこへ消えた?ー古市憲寿
                  『新潮45』〜悪夢の21世紀 より
  * 懐かしいウエブ2・0
 もう10年近く前になるが、梅田望夫の『ウェブ進化論』と、佐々木俊尚の
『ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点』などを読んで、ネット時代
の明るい未来を信じて現在に至っている。ところが、梅田ブログも7年前から更新
されておらず、マスコミから消えてしまった。何かあったのだろうかと思って
いたところ、『新潮45』の特集の中で、ーウェブ2・0」はどこへ消えた?ー 
というテーマで、古市憲寿という若い学者の手記があった。 それによると、
ネットの未来に明るい側面をうたい上げた梅田が、ネット上で衆愚?に総攻撃

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10月11日(火)
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