ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5610,閑話小題 〜神様の働き
* 神様の働き
出所は忘れたが、最近、面白い逸話を知った。
【 災害に会った人に、次々と、逃げるように促す人たちを尻目に、
「必ず神様が助けてくださる」と、その場に残ったため、死ぬ羽目になった人が、
天国で、神様に「何ゆえにお助けにならなかったのですか」と愚痴を言うと、
「何人も逃げろと人を通して言いましたよ」と神様が答えた!】。
なかなか含蓄のある言葉である。5年前から、半年に1度は、見知らぬ人を
含め、嫌味、罵声が飛んでくる。今では慣れたもので心の治癒期間の予測が
可能になっている。一般債権も、労務債権もほぼ無し、自ら清算したことなど、
一般は知る由がない。そこで平然とするしかないが、やはり心は乱れる。
何度か繰返しているうち。『これは、何かを伝えようとする神の声?とする
と、これは何だろう』と、その都度、考えるようになっている。それは、神様が
己の歪みに光を当ててくれていることに気づかされた。意味があると思えば、
何かが見えてくる。その上、蓄群のそれぞれに神様が、「復讐するは我(神)
にあり」と、具体的な蓄群への罰の事例を見せてくれている。 これが面白い。
ものは考えよう。『神は自らを助ける者を助ける』と同じ道理。学び続けている
こともあり動揺は最小だが、普通なら居た堪れないだろう、これは。
それにしても、蓄群は程度が、あまりに酷い。『蓄群、珍獣を笑う!
そして、珍獣、群蓄を笑う!』ということか。
〔蓄群=羊のように只管群れることしか出来ない一群。その結果、何も考えない〕
・・・・・・
5245,ペットの話
2015年07月25日(土)
居間の座いすの、障子とガラス戸一枚越しのサッシで囲まれたベランダに、
籠に入ったインコが鎮座している。30数年間、代々にわたって10羽目になる。
平均滞在3年になるが、殆どが逃げていくか、病気で死ぬ。現在のインコの
滞在は4年半。一代前の中型のコガネインコは、頭が良くて懐いていたが、
一年半で病死をした。現在のインコは、オウム科で最小の型で、性格が穏やか。
とにかく癒される。 以下の哲学者のペットに対する指摘が分かりやすい。
* ペットは教師 ーニーチェ「超」入門ー白取春彦著ーより
≪ 本当の教師はさまざまな角度から能力を自覚する契機を与えてくれる人だ。
知識など二の次にすぎない。日陰に押し込められている能力を解放さえさせて
くれれば、必要な知識などはおのずと吸収されてくるものだからだ。
そして、そういう真の教師は生身の人間とは限らない。
書物である場合も多いだろう。風景かもしれない。一皿の料理かもしれない。
ある見知らの人間の態度かもしれない。飼い犬かもしれない。
犬が教師になるかもしれないというのは隠喩でも皮肉でもない。
人が犬などのペットを飼うのは、本能という自然にしたがういさぎよい態度に
魅了されるからだ。動物はいつも今を生きている。来るべき時間に起きること
を想像して心配したりしない。過去を振り返って悩んだりしない。つねに今を
受けとめて生きている。空腹ならば食べ、空腹でなければ餌に見向きもしない。
素直に本能にしたがい、恥じることもない。欲望を明瞭に露出する。
それでいて、自分だけよければいいという態度をとらない。
喜ぶときは素直に喜ぶ。しかし、多少の我慢とあきらめも知っている。
彼らは真っ直ぐに生きているのだ。 人間もまたそういう生き方に
あこがれている気持ちがあるから、ペットを飼う。
ペットの癒しというのは、自然に生きることを見せてくれるからなのだ。
その意味で、一匹の犬でさえも、わたしたちの良き教師になりえるのだ。
もちろんそこには、人間が押し込めているものを解放してくれる働きがある。
これこそ、教師と呼ばれるものの最大条件ではなかったか。≫
▼ インコの「ピーコ」、鳴き声の呼びかけで振向くと、たった一つの芸、
『連続枝回転』を3〜8回、最高で50数回もする。居間の席を立って何処か
に行こうとすると、「行くな!」という意思表示と、朝の餌ねだりの回転が、
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07月25日(月)
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