ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5582,閑話小題 〜まさか、離脱派が勝つとは! 〜②
* 欧州サッカー選手権と、EUの離脱問題
今回の英国のEUからの離脱問題。欧州サッカー選手権の最中の熱い時期の
タイミングが良くなかった。英の自国内も含めた、欧州同士のサッカー試合を
通した代理戦争のような試合が行われている最中の離脱成否の国民選挙である。
何とか抑えてきた抑えてきた愛国心、郷土愛が欧州連邦を崩す切欠になるのか。
英国とユーラシア大陸の位置関係と、日本とアジア大陸の地勢上の立ち位置
から類推してみると似ている。日本に大陸から大挙して押し寄せて、街の一角
に住んだとしたら、当然、離脱をしたくなる。 中国、韓国、フィリッピン、
インド人が、近くのアパートに住んで、大声で深夜、騒いだとしたら、それは
拒否反応を示しす。現に自宅前のアパートの何世帯が、住人である。
我慢できないレベルではないが、数倍になったとしたら、考えるだろう。
それも犯罪が激増するとしたら・・
離脱問題が、大した問題でないのか、想像を絶した大問題なのか、二日間、
新聞、TV、ネットの情報を通して考えてみたが、これはパンドラの箱が開いた
リーマンショック以上の大問題。プラス面に光が当てられたグローバリズム
の問題が、マイナス面に表出した一現象である。これでトランプがアメリカ
大統領に選出される可能性が出てきた。EUは、解体もありうる。それと、
スコットランドの独立もである。
ソ連邦解体と、中国の共産主義政策の放棄と、情報社会の到来をみた上に、
EUの壮大な生成の実験と、その崩壊過程?まで目撃できるとは! 驚き。
アメリカの不良債権も、各国政府、金融機関の金庫の中に押し込まれたまま。
何かの切欠で表立った時、世界恐慌は表立つ。今週は、先週に続いて見もの!
まず株式と為替から。現役だったら、夜も寝れないだろうに。
アベノミックスは、株安、円高の潮目で、失敗が露呈してくる。娑婆は面白い。
・・・・・・
5217,神学と物理学と哲学の三位一体論
2015年06月27日(土)
『立花隆の書棚』立花隆・蒼田純一写真
* 神学と物理学と哲学の三位一体論
書店の店頭で数ヶ月前から黒表紙の『立花隆の書棚』という分厚い本が並んで
いた。面白そうだが買うのを控えていたのを図書館で見つけ、さっそく借りた。
その「まえがき」の内容が良い!
≪ 「やはり、若い才能というのはあるもので、昔のいい本にもう一度出会う
のも悪くないが、若いブリリアントな才能の持ち主と出会うことは嫉妬の対象
にこそなれ、なかなか賛嘆の対象にはならなかった。しかし、七十を過ぎて、
素直に、何でも、よいものはよい、と言いたくなった」 ・・・(略)
『20歳の君へ』の中で、キリスト教の三位一体説を取り上げ、父なる神と、
子なる神と、精霊なる神が一体であるとはどういうことか、それに対する異論から、
最初の異端、アリウス派が生まれたという話をした。
「イエス・キリスト=神」とする正統的な三位一体論に対して、歴史上、
異論を唱える教派が何度も出ては、異論とされてきたのである。現代においても、
アメリカで最も有力な教派(ユニテリアン)が同じ見解の下に集団を作っていて、
アリウス派の現代版と目されるということを指摘した。
「現代版三位一体論を考えるなら、今こそ、神学と物理学と哲学の三位一体論を
やるべきだと思う。それは、光とエネルギーと物質の三位一体論であり、これは
物理学の公式で書き表せば、E=mc²のアインシュタインの相対論と、E= hνの
プランクの量子力学から導き出せる。これがこの本を書きながらたどり着いた
一つのことである。・・ 光とエネルギーと物質は、結局は同じものであり、
われわれ自身も、われわれを作ったものも、われわれが作り出してきたものも、
すべてこの三位一体説の中にあるのである。≫
▼ そもそも光とは? エネルギーとは? 物質とは何か?を知らなければ
ならない。結局は同じものというが、それは何か?である。 猫ビルなどの
書棚の写真を見ていると、本という媒体という物質。そこに込められた著者の
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06月27日(月)
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