ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5569,ピーターの法則 ー①
  <ピーターの法則(創造的無能のすすめ)ローレンス・J・ピーター>を
 図書館で見つけた。学生時代に、この法則を知り、そのシリアスさに驚いた。
社会を渡り歩いていると、「人の一生など、こんなものか」と、透けてみえる
気にさせる法則である。前にも、この法則について、触れた記憶がある
ため、HP内検索をしたところ3年半前に、幾つかの法則の1つとしてあった。
   * ピーターの法則
《 2012/11/25  法則は思考のショートカット−3
     「知っているようで知らない 法則のトリセツ」水野 俊哉(著)
【 これも学生時代に知った法則。平社員Aさんは能力を発揮、係長になり、
そこでも活躍し、課長、そして部長になる。しかし、その能力は、それが限度。
そして、そこに留まり続けると、ハツカネズミが回転の輪を何時までも回り
続けるのと同じで、ロボットのような限りない無能化に陥ってしまう。それが、
すべての階級で同様なことが起こり、やがて、無能なA部長、無能なB課長・・
と、能力の限界に応じた最終段階に達したバカばかりになってしまう。
いずれの会社も、よく見れば無能者の群れ。これを「ピーターの必然」と言い、
「やがてあらゆるポストは職責を果たせない無能な人間によって占められる」
ことになる。いずれの破綻の原因は、その果てか。それもあり10年転職、
10年転業説が出てくる。その度、悪くなるのが殆ど?だが・・・】》
▼ まあ、実も蓋もない法則だが、これが真実だから仕方がない。
 これに、無能隠しの悪知恵が巧妙についてくるから、始末が悪い。
新潟駅前の30年間に亘る事業も、私の特性として、期間が10年〜15年で、
三棟・280室に打ちとめて、売却をして、新規事業に転進すべきだった。
後半の15年間は、無能への限りない転落の道。バブル崩壊の時が、その節目に
あたる。 頭の中では解っていたような、どうだろう。バブル騒ぎで、見通し
を誤ったのである。あまり頭の良い人間ではないと自認しているが。裏づけの
遊休資産があればこそのホテル経営。規模からして、10〜15年目が引き時。
不動産投資は、決断の結果が、7〜8年後に現れ出るため、ウヤムヤになる。
仏の教え、「世の中は変わる、怠りなく精進するように」で、変化できなく
なった時、無限の無能に陥っていく。恐ろしいのは、他人のそれは理解できる
が、こと自分のそれに気づかないこと。 だから、生きていけるのだが。

・・・・・・
5204,教育には「驚き」と「なぜ」が必要
2015年06月14日(日)
    『人はなぜ、同じ過ちを繰り返すのか』 堤未果:佐治晴夫対談
「驚きを立てよ」と、検索を入れたところ、二番目に10年前の私の文章が
出てきた。最後にコピーをするが、成るほど、ネットの世界は恐ろしい。
この文章を書き上げた後に検索したが、前だったら、書かなかっただろう。
以前の内容より、今回が劣って? 書き残しておく秘儀をつくづく実感する。
 * 教育には「驚き」と「なぜ」が必要  (゚Д゚`*)エ〜[なんでぇ!?゚Д゚@)
堤:「氷が解けて水になった」というのが正解で、「氷が解けて春になった」
 がバツになったという話と似てますね。
佐治: 結果だけを重視するのではなく、そこに至るプロセスを加味して判断
 することや、まず相手を受け入れることが大事だと思いますね。
堤: だとすると先生がやってらつしやる宇宙物理学や科学の世界は、
 まさに驚きの連続じやないですか。
佐治: 科学は、「驚き」と「なぜ」です。しかし、「なぜ」と問う前に
 「驚き」がないと科学にならない。いまの親御さんたちは、「なぜ」に最初に
 答えてしまいます。たとえば、きれいな虹を見たときは「わあvきれいだねえ」
 とまず驚いてほしい。それが教育。教育というのは子どもの「なぜ」に火を
 つけることです。本当にいい先生というのは、懇切丁寧に中身の解答をその
 まま教えることではなく、子どもの心に灯をつけることだと思います。
 灯がともれば、ひとりでに燃え続けます。

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06月14日(火)
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