ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5548,閑話小題 〜都知事の変節
* 都知事の変節
都知事、公私混同で窮地にたっているが、知事以前の過去分を含めて、
ここまで表だってしまい延命が可能かどうかの瀬戸際まできたようだ。
バラエティーで、司会が、「たけし」に、<都知事になりませんか>と、
ふると、<俺がなったら、汚職のやり放題> と、両手で懐に向けて放り
込む身振りのジョークが真に迫っていた。 やり直しをしても、たけしの
弟子の、元宮崎県知事が出てきて、間違えなったりするよりマシだが。
石原慎太郎にしろ、猪瀬にしろ、都知事の絶大な権力は、我身の分際を見失う
力があるようだ。
* 思いのままに
大相撲も終わって、今週末から、伊勢志摩サミットが始まる。
オバマ大統領の送別会的サミットだが、オバマを二期させたのが間違い
だと悟ったアメリカ国民は、トランプを、大統領に選ぶ可能性がある。
<世界は既に「大恐慌」と、「欧米のキリスト教と、ISなどイスラムとの
宗教戦争」に既に入ってしまった> と仮説をたてると、アメリカは、
強硬派のトランプを選択、という流れが起きる可能性がある。
アジアは、<天気晴朗なれど、波高し!> だが。
* 何かお店が大変みたい!
家内が言うに、「スーパーとか、ショッピングセンターで、日々、
不況が深刻なっているのを感じる!」という。 今朝の、朝刊の地元版に、
新潟に本社を置く「ウオロク」の社長が心筋梗塞で急死、との記事があった。
長岡の「原信」と一騎討ちだが、規模、システムから見て、「ウオロク」は、
不利に見えていた。 その中での急死、正しく戦死になる。
リタイア前から、年金暮らしになると、経済の動きに対して疎くなると、
聞いていた。そして、その立場になって、まる5年になるが、まさに、そう。
気楽で良いが、週に一度、酒と肴をスーパーで買う以外に、世間との接触が
無い上に、他の買物はネット上で済ませてしまう。 老兵は、静かに、
ひっそり生きるべし! ということか。 それも慣れれば、それでよい。
・・・・・・
5183,TPPを考えるに
2015年05月24日(日)
『読書脳』立花隆著
* TPPは、アメリカが世界の富を吸い上げる戦略の要!
ここで、反対の立場からのTPP入門書を紹介している。
「TPPこそ、アメリカ主導の、アメリカンルールで囲いこんだ地域経済を
太平洋周辺に作らんとする、ブロック経済そのものの発想。」と談じている。
日本国家として、それを分かっていても、中国との地政学上、その枠外に
出ることは不可能。その上に、現政権は、保守本流で、アメリカのポチなら・・
日本は70年前にアメリカに敗戦、現在に至るまで、軍事、経済と間接支配を
されており、そのブロックからの脱出は不可能! =アマゾンの紹介より
≪ 世の中、TPPへの参加をめぐって賛否両論がわきたっているが、もうひとつ
議論の焦点がよくわからんと思っている人への、最良の入門書が、E・トッド
他十一人の著者による論集『自由貿易という幻想』。 これは賛否両論を要領
よくまとめたどっちつかずの入門書ではなく、「反対」の立場から、なぜ反対
すべきかを、多くの論者がさまざまの論拠から明らかにした党派性ある入門書。
非常に説得力がある。TPP参加を「第三の開国」と唱える人々は、自由貿易を
アプリオリに善とし、保護貿易をアプリオリに悪とする考えにとらわれ、
保護貿易は世界経済をブロック経済化し、世界恐慌に通じる道だとするようだが
それは正しくない。TPPこそ、アメリカ主導の、アメリカンルールで囲いこんだ
地域経済を太平洋周辺に作らんとする、ブロック経済そのものの発想。
その目的は、双児の赤字に悩みつづけ、ドル価値を落してきたアメリカが、
その囲い込みをテコに再浮上をはかろうとすることにある。
年の大統領一般教書演説で明らかにされたように、「アメリカは、2014年
までに輸出を二倍にし、もって自国の雇用を増やすという戦略」を持つ。
「そのための戦術は、第1に為替の誘導であり、第二に非関税障壁の破壊である。
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05月24日(火)
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