ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5460,遊びをせんと 〜A 遊びを哲学する
* 「YOUは何しに地球に来たの」
TV番組に「YOUは何しに日本に. Why did you come 」(東京放送)がある。
〜ネットで、この番組を検索すると、
【 前代未聞の空港アポなしインタビュー。一寸先は全く読めない新感覚
ドキュメントバラエティ!日本を訪れる外国人の目的は?観光?仕事?留学?
…そこで我々は外国人たちの日本への玄関口、空港で勝手にお出迎えして
直撃取材を敢行。前代未聞の空港アポなしインタビューをやりまくりました。
するとそこは…面白外国人の宝庫。一寸先は全く読めない新感覚ドキュメント
バラエティ! 】とあった。人生も考えてみれば、80年のツアーである。
これを「YOUは何しに、人間に」に転換した問いには、一般的には、
『働いて金儲けするためやってきた』とは、答えない。その多くは
『面白いことをして、美しい絶景をみて、美味しい料理を食べ、色いろな人と
出会い、可能の限り楽しみたい』と、答えるだろう。それに人生を重ね合わると、
答えは自ずと出てくる。何で難しそうなことを!というが、大部分の人は、
漫然として、それが分からない。それぞれが目先の目的は持っているが、
「私たちは地球に何しに来ているのか?」と訊ねても、分かっていない。
宇宙サイズからみたら、私たちは短期間で地球観光に、そう、輝く『光』を
見るためにやってきた。決して闇を見に来たのではない。世間原理主義者は、
何故か光より、自分を含めた身辺の闇に目がいき、光を見ようとしない。
とはいえ背景の闇も必要条件で、深ければ深いほど、光は輝く。
井戸の蛙、井戸の外の世界を見れないが、満天の星空を見ることができる。
この蛙に、「YOUは何しに地球にきたの?」と問われたら、 (*´д`*)ハァ
「宇宙より、井戸の外の世界をいっぱい見てみたい」と、思うだろう。
そこには、蛇も、鳥もいて危険だらけでも、世界を知る価値は十分ある。
ところで、私は「何しに人間として地球に来たの?」と、問われれば、
〔危険を乗越えて、地球上の大自然と、文化・文明、人間を可能な限り知り、
それに感動(同化)し、空(無)への機中、ああ良かったと思えるために来た〕
が答えになる。 捨身にならなければ、そう簡単に世界は広がらない。捨身に
なれなかった自分が、ここにいる。面白く、悲しい、極上で極悪の世界がある。
人生は、生まれて死ぬまでの綱渡りである。
後記) 偶然だが、以下にちょうど良く続く。この偶然は何?
私たちは、遊ぶためにやってきて、遊び疲れて、帰りの機中から、ちぎれる
ほど手を振って、「さらば」をしたいもの。それには、まだ、遊び足りない?
いや、もう充分か? 忘れてならないのは、遊ぶだけ、学び、働くことだが。
いずれにしても、機中で泣きながら帰っていくのが人生。 (╥_╥); ゥヮ
・・・・・・
5096,遊ぶこと ー人間であること −@
2015年02月26日(木)
〜「人間であること」時実利彦著
ある本に、44年前に読んだ『人間であること』が紹介されていた。早速、
倉庫内の書棚で探し出し目を通しているが、当時、読書録をつけてなかったため、
印象に残ったページの折り目と、傍線の箇所と、少しの書込みしか、当時の記憶
はなかった。要約をノートに記録しておく必要性に気づかなかったのが青年期の
最大のミスで。そこで14年前から、随想日記で、公開し記録として残すこと
にし現在に至っている。 それ以前の20年間、2ヶ月に一度、社内報に
『事業百訓』として書いたのがあるが。『人間であること』を改め読み直すと、
考えさせられる内容。44年の経験が、その意味を理解する裏づけになったため
である。 当時、こんな格調の高い?本を読んでいたと我ながら感心するが、
真に理解していたかというと、疑問である。 ここではページ順でなく、
印象に残っている部分からランダムに選んでみる。まずはー遊ぶことーより。
* 遊ぶこと ーA
〜まずは、要約から〜
≪ オランダの分明史家のホイジンガーは、私たちの人間のあらゆる文明は
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02月26日(金)
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