ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5380,武器としての決断思考 ー④
ー武器としての決断思考〜 瀧本 哲史 (著)ー
激変の時代、無力な若者はゲリラとして、それぞれが「武器としての教養」
を持って戦わなくてはならない。最後の最後は、節目節目の「意思決定」に
かかってくる。一つ間違えれば、淘汰され、二度と立ち上れないのが起業。
教養とは知的余力を蓄えることであり、それは長年かけるしかない。
判断を誤れば、この激変の中、その結果が数年もしない内に覆い被さる。
グローバルの時代は個々に加重が増大する。適切な決断のための教養こそ、
若い時から何を目指すかをデザインをして、知識を蓄積しておかなければ。
* ゲリラとしての武器の必要性
≪ 変化に応じて自分にとって何が必要であるかを考え探しだす、という
行為を基礎として身につけなければならないのである。以前では、良い
大学に入学できれば、大学を出て大企業に就職してあとはエスカレーター式
に定年退職まで順風満帆に進んでいくことができた。そのため、何歳で
結婚し子供を産んで・・という人生設計を行うことができた。
「みんなと同じ」「これまでのやり方」を選択することで何も問題がなかった
わけである。しかし現代では、そんな右肩上がりの「幸福な時代」は終わり、
めまぐるしく変化し続ける時代に突入した。大企業に入ったからといって
「一生安泰」というわけではなく、会社の買収や、業績の悪化、更には
それにともなうリストラも考えうる時代である。そして、将来がどうなるか
(たとえほんの数年先のことでさえも)は、誰にも明確に予測はできない。
ジョブズが1995年に語った「予言」が的中し「Web上では小さな企業でも
大企業と肩を並べることができるんだ…」。ジョブズのこの予言もAppleの成功
があったからこそ、今話題になっているわけで、当時は、散々批判されるなか
成り上がりの終わりよければすべてよしという結果論にすぎない(と僕は思う)。
当時はこの予言をしていた人間は少なかったわけで、ほとんどの人の予想は
外れたわけである。こうした「大衆の予想と反した未来」が現実になるという
現象は、テクノロジーの分野に限られたわけはなく、今後、私達の生き方に
更に直結する形で生ずる。進学、就職、転職、独立、結婚、年金など、人生の
中で選択・決断を迫られる場面が昔に比べて明らかに増えている。
このような時代を生きる私達は、「過去のやり方を踏襲する」という武器を持つ
のではなく、ひとつひとつ現時点で最善と思える「意思決定」を行っていかな
ければならない。この意思決定のための思考法として、著者はディベートを
具体的な方法であるとしている。 ≫
▼ もし、現在20歳としたら、起業を目指すだろうか? どうだろう。
「こういう時代だからこそ起業を目指す」か、「今さら起業もないだろう」
やはり目指すだろう。ここで(20歳)諦めてしまったら、世界が狭くなり、
底なしの人生が待っている? 情報化社会に合わせて、人生設計を緻密に
構築する。そのためには・・ 考えただけで、いやになってきた。
そうこう考えると、20歳の時点で、一度立止まる休学も必要ということか。
・・・・・・
5015,閑話小題 ー同級会
2014年12月07日(日)
* 昨日は同級会と、上野の国宝展
昨夜は、日本橋で大学の同級会があった。5〜6年前から休むことなく出席を
しているが、二代目が殆どで、何かしら気品が漂っているのが気にいっている。
今回は白馬のホテル経営者と、私の二人が地方からで、他は首都圏在住の人たち
合計15名の出席者。面白かったのが、23時過ぎに家に辿り着いて、さっそく、
お土産にもらった魚の漬物を前に、デジカメの写真を見ながら家内と話をして
いたところ、TVから、同級生が経営する店内の同じ会場が映し出されたこと。
美味しいランチの老舗店の紹介内容だった。何時も思うのが、料理は格別。
食べるほど、その味には驚かされる。ところで、昨日の午前中、地元の長岡は
雪が激しく、行くのを躊躇い、幹事に欠席の電話を入れたが電源が切れていた。
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12月07日(月)
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