ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5366,閑話小題 〜久々に聞いた面白い話
* 久々に聞いた面白い話
・身近で聞いた話だが、『あるグループの一員で、74歳の若作りの
小金持ちのオバアサン?が、思い立って真っ赤な乗用車を400万で
買ったが、家族には不評! 私には考えられない。』という。聞いていて、
大都会なら、いざ知らず、地方都市で良くぞ、この年齢で買ったものと感心。
お金を持って、あの世とやらに、いけるわけでなし、持っていけるのは、
「コト」だけ。「74歳で真っ赤な乗用車を400万で買って乗り回したコト」は、
持って逝?ける。それを実行した当人は、人生の何たるかを知っている。
・そういえば、母親が、80歳の時、何を思ったか、ボケ現象の入りかけか、
『姉二人と、家内と、兄嫁の4人をお供に欧州旅行に行く』と、言い出した。
『どの道、お金を持って、あの世にいけるわけでなし、良いの!』と、酒の
入った勢いで啖呵を切った。4人は大喜びで、母共ども二週間、旅立っていた。
その間、留守のお祖母ちゃん、お母さんに不満を持った小学生の二人息子
の面倒と、家事を私が見ることになったが、これが大変。帰ってきた家内が
一言、曰く、『楽しかった!悪いけど、子供も、彼方のことも、一切、
忘れていたわ!』。30数年前で、総額300万代半ばの旅費だった。まだ、
高度成長期の真只中、これも母の預金の一部をコトに換えたことだが。
どの道、息子達の旅行代か、酒代になって、どこかに消え去っていく金。
私にとっては、多くのお金を、コトに換えてあるので、残す苦しみが
全く無いので、その点では、心残りは無いコトが、良いのか悪いのか?
* 優勝決定の珍現象 〜目出度くもあり、目出度くなくもあり!
千秋楽まで、一敗一人、二敗二人だったが、日馬富士が、大関稀勢の里に
敗れ13勝2敗となったが、2敗で追っていた横綱白鵬、平幕の松鳳山が
それぞれ黒星を喫し、優勝が決まった。千秋楽に三人とも敗れての優勝は、
聞いたことがない珍現象。「目出度くもあり、目出度くなくもあり」である。
残酷な話だが、理事長であっても、死んでしまえば、30年続いた一代限り
の相撲部屋の消滅が、昨日限りで決まった! 死期を悟った?当人は、
死ぬに死ねない苦悩を抱えていた。最期は、全ての人が挫折が待っている。
だから、人生は面白く、スリリングになる。「三日も経てば、三百年前に
死んだと同じ!」である。この世は、生きている人の為にある。だから、
生きているうちは、「活きていなければ!」ということ。
・・・・・・
5001,閑話小題 ーつれづれに〜5001回
2014年11月23日(日)
* つれづれに〜5001回
一昨日で、随想日記が5千回になったが、一日一テーマの作成の重圧は、
ストレスになるが、これも慣れ。一線から離れると、これが丁度良いストレス
とエネルギーの消耗になる。 としても、5千日連続して書き続けたもの。
この習慣は、頭を使いざるを得ないことと、自分しか書けないことを書き残せる
ところが最大の魅力。テーマを探し、決まったら、一気に書き上げ、書き直し
書き換えに全力をかけるしかない。これはストレスでストレス発散をしている
ことになる。 自分が何かを感じなければ、未来の私に、それをを伝えることが
できない。 だから、心のアンテナが敏感になるのが良いようだ。
未来の自分が再読するため、嘘とか中途半端なことは書けないから、
まず正直に書くしかないが、読み直すと、それでも、偽善、偽悪も、露悪、
露善が出ている。そこを第三者が見ているのだろうが、その緊張感が面白く、
反面、恐ろしい。 毎日、書き続けていると、日常に浸り流されている自分が
鮮明に見えてくる。それも、この年齢では平凡な日々を感謝しなくてはならない。
早朝、この文章を書き直しをしたり、過去数年分の同月同日分を読み返すことは、
一種の内観。そして「何をしてきたのか、考えてきたのか、この男は!」と・・
それにしても、文筆家の言葉はアマチュアや、素人とは全く違う。
それで、生計をたてているから当然だが。それにしてもである。
それは、書き続けたからこそ分かったのだろうが。
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11月23日(月)
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