ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5322,閑話小題 ー5年前に、10年の余生と想定して
* 老いの恐ろしさ
数日前のポタリングの帰路、信号が赤に変わったのに、ボ〜ッとして何か
勘違いしたのか、そのまま車道に進入をしてしまった。何で車が向かって
走ってくるのだろう?としか、考えられないとは。 直後に気づいたため、
事なきだったが、これまで二度、車で赤信号に気づかず、そのままつき切った
ことがあったが、二日酔いと、旅先で疲れが原因だった。今回は老いだろうか。
魔が差し事故にあうときとは、こんなもの。
70歳以上の免許書換え前の講習会で、「交通事故の当事者は3分2が65歳
以上の高齢者。老いによる注意緩慢が原因です。」と聞かされた。
毎朝一時間、冬期を除き年に8ヶ月、6年以上走ってきたが、来年春先から、、
週末の二日間に切り替えるべきか。
* 5年前に、あと10年の余生と想定して
65歳の節目で、あと10年の75歳辺りが寿命と、気楽に考え5年近く。
間もなく半分が経過する。10年前は一昔に感じるが、5年はアッという間。
とすると、もう残された時間も直ぐにくる。数ヶ月後に70歳になるが、
父は、この年にガンが見つかり、一年後に亡くなった。 死についての
知識が皆無だったこともあり、死の恐怖に悶絶をしていた。誰もが、
直面する恐怖。その凍りついた空気は、そのまま周囲に伝わってきた。
老いと死の問題は、人類の永遠のテーマ。 70歳を過ぎると、背後からの
漠然とした不安から、前側に移動し迫ってくるという。ここにきて、長生き
をしたいとか、後悔の念が少いのは意外。好きなように生きたためだろう。
いざ直面すると、違うのだろう。 5年は何とか?だが、10年は?
その時、『死ぬのは死ぬ。助かるは助かる。ガタガタするな!
それにしても面白かった!』が、内語になるのか?
その時には、こんな事が書けないだろうから、今にうちに書いている。
・・・・・・
脳がよろこぶ話 ー4
2014年10月10日(金)
対談ー夏樹静子『脳がよろこぶ話』茂木健一郎ー5人との対談
* 脳という最大のミステリーを、文学と科学で読み解く
私も腰痛持ちで、その苦痛は、言葉では表現できない程辛い。
付き合いだして丁度50年になる。最後に一番辛かったのが、5年前のこと。
その時から本気になって幾つかの対策をしたのが功を奏して、今では、軽い
腰痛は年中続いているが、重いものは、あれ以来ない。更に、二年半前からの
週二回のヨガが、良いみたいである。しかし、少しでも身体を冷やすと、
直ぐにでも痛みが増してくる。
≪ 夏樹:脳より腰がミステリ!。(笑)
茂木:一時はイスにも座れなかったぐらいだったという。
夏樹: もう、イスが怖くて怖くて。イスに座れないというところから始まった
んです。ある朝、いつものとおり家族が出ていって、書斎に入って、さて仕事
をしようと思ってイスに座ったら、どうしても嫌だといわんばかりに。腰が
上体を支えるのが嫌だと言い出した。そういう感じで、座っていられなくて。
茂木:腰の反乱ですね。
夏樹:それから三年間というもの、ドクターショヅピングっていう言葉は
好きじゃないけど、いろんなところであらゆることを試したんです。
でも、注射も、薬も、東洋医学も、何ひとつ効かず、それどころか原因さえ
わからないもので、あきらめて、絶望的になって、家で寝ていたわけです。
イスに掛けられないし、立ってもいられない。一日中、ううっいたいといって
動けないような激痛も頻発して、異様な倦怠感もあって、鉄の甲羅を背負わ
されたみたいに、部屋を横切るのにも這って行くっていうぐらいでした。
もう万策尽きたと思っていたところに、主人の友人から紹介された心療内科
の先生がいらして、最初に先生が、私の話を二時間、聞き取ったんです。
茂木: おつらかったでしょう。
夏樹:先生がおっしゃるには、全部心因性なんだ、心が原因なんだと。
私は全然信用しなかった。張り切って仕事してきて、ストレスも何も感じて
なかったから、そんなはずはないって言ったんだけど、「あなたの潜在意識
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10月10日(土)
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