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堀井On-Line
by horii86
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■5307,全球凍結(スノーボールアース) 〜③
『新潮45ー2015年5月号 〜スノーボールアースについて』
* 海、その水深4000mの世界
番外になるが、全球凍結から地球上の70%を占める海に興味が向く。
「海を制するものが世界を制する」というが、各国の輸出入の多くは船による。
その海の中は如何なるものか? 〜ネット検索によると
≪ ・海洋部平均水深: 3729 m。
・地球表面における面積比. 陸 の割合 約30%. 海の割合 約70%.
海の中で太平洋の占める割合.50%。
・世界で一番深い海は、日本の南東に位置するマリアナ海溝。
深度は約11,000mで、世界一高い山であるエベレストも沈みます。
・海底は3000mから6000mの深さのところが最も広い。
地球表面の70%を占める海の海全体の98%が「深海」です。
「深海」とは、太陽の光の届かなくなる200m以深のすべての海をさし
暗黒、低温、高圧が世界を支配します。「超深海」とは、6,000m以深の
海域をよび、主に海溝で濃構成されています。
・深層海流=全海洋をめぐる海水の大循環があります。
北大西洋北部のグリーンランド沖と南極海で冷やされた海水が沈みこみ、
冷たく重い深層水になります。深海底を移動した深層水は、インド洋北部
と北太平洋でわき上がり、海流の一部となって出発点にもどります。
この大循環はベルトコンベアー循環とよばれ、グリーンランド沖で沈んだ
海水が北太平洋にたどりつくには約2000年かかります。この循環は、ただ
海水が移動するというだけではありません。海水中にふくまれる栄養分を
運ぶ大切な役目も果たしており、海の生物の生活にも大きく影響しています。
・深海の食物連鎖=陸の植物のように、海では植物プランクトンが太陽の光と
海水に溶けているリンや窒素を使って栄養を作り出します。その栄養を、
動物プランクトン、そして魚が利用します。海の中には私たちの目に
見えない微生物もたくさん生きています。細菌や原生動物も栄養の循環の
一翼を担っています。このように海に生きるすべての生物がつながり
あって海の生態系は成り立っているのです。 ≫
▼ 海には海の世界が存在しており、今だに知られてないことが多い。
この海の上部1000mが凍りつき、その下が地熱のため海水で存在し、
そこで何とか微生物が生延び、真核生命に進化していった。私たちが青に
惹かれるのは、海の青さの原始的記憶からくるもの。とすると、緑は森、
茶色は大地の記憶。黒は宇宙の背景か。せっかく地球に生れてきて、平均
80年の猶予を与えられた割に、小さな固定観念の世界に押し込まれて、
何もしないで、何も知らないで、悟りきった風に消えていくのが人生!
・・・・・・
4942,野口秀世だけが、何故?
2014年09月25日(木)
* 偉人といわれる人も 〜「お金の正体」日下公人著より
どこかで聞いた内容だが、偉人といわれる人も光の当て方を変えると、
そんなものかも。戦後教育、いや明治以来の国家づくりも、西欧文明の価値観
の世界の仲間入りをするため。 開国をして国際社会に、うって出なければ
世界列強の餌食になっていたのは明らかである。 ーその辺りからー
≪ 幕末、イギリスと戦争したり、四ヶ国連合艦隊と戦争したりして、
いち早く欧化にめざめ文明開化した。だから、それを追い越すためには
旧旗本も薩長の下につくのでなく欧米と直結しなくては、というわけだ。
産地直結運動である。そこで、留学生になって欧米に行き、欧化すると自分は
薩長より上だという意識になる。だから新渡戸稲造はクリスチャンになったり、
向こうの現地人と結婚したりした。 野口英世についても、昔「文藝春秋」
に書いてあったが、ちょうど同じ時期に東北出身のお医者さんで、ツツガムシ
病の研究と治療法に一生を捧げた人がいた。なぜこっちを褒めないか。
日本人ならツツガムシ病を治してくれた人のほうがよほどありがたいのに、
野口英世ばかり褒めるとは、文部省は常識がないと書いてあった。そのとおり。
ヨーロッパをぐるっと回って、なぜこんなに熱帯病、熱帯植物、熱帯動物の
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09月25日(金)
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