ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5284,閑話小題 〜高齢者運転の講習と適性検査
* 高齢者運転講習と適性検査
一昨日、70歳の免許証の書換えを前にした、法定の『高齢者運転講習と
適性検査』を受けてきた。参加者が10名(その中に、田中真紀子もいた)、
時間は14〜17時までの三時間。講義、ビデオ、目の検査、適性検査、実際
の運転検査など、かなり真剣な内容。 どうも目が不適正で、このままだと
不合格になりそうである。書換えまで5ヶ月あるので、近々に病院で検査に行く
しかないが、最悪は免許返済もありうる?
10数年前から、長いトンネルや、夕方の薄暮や暗くなると、視界が悪く
なってはいたが、どうだろう? 講師曰く、『人によるが、歳と共に、年々、
極端に運転の適正が落ちていく』と。これも、「悲しい老い」の一現象。
気持ちは若いが、肉体は、年齢そのままに老いている。 講習の中で、
《地元で去年の交通事故の死者が、加害者・被害者を含め8人だったが、
そのいずれも65歳以上の高齢者。 以前は圧倒的に若者が多かったが、
都会を中心に若者の車離れの傾向が強いため。 都会では、地下鉄網が
キメ細かく張巡らされていて、何処にも歩いていけるし、買物はコンビニや、
スーパーがあり、ネット販売がある。 スーパーや大型店での大きな物は、
宅配便で、送ってもらえるし、スーパーがネットによる宅配まで開始をした。
そこに都会では駐車場などの経費がかかるため、若者は、当初から関心がない。
それもあって、運転教習所は深刻な経営難で、市内に二つあった教習所の
一つが数年前に廃校になった。》と。 若者の正規雇用が減り、収入から
みて、都会では親がかりでない限り、車を持つのは不可能に近いのが現実。
ところで、来年早々の、免許の書換え、視力の具合からみて、返済も
真剣に考えてみなければ。タクシーを頻繁に使っても、維持費からしても
格安になるが・・ これが、老いの現実か。まずは、医者にいってから!
マイナスに考えすぎないで、出たとこ勝負になるが。そういう年齢だ!
そして、偶然だが、以下に丁度よくつながる。
・・・・・・
・・・・・・・・・
2006年09月02日(土)
1978, クルマが売れない!
Good☆':.*^ヾ('c_'ヽ,,)*.:'☆Morning
ある新聞の経済欄で「クルマが売れない!という記事が出ていた。
景気回復に比例して車が売れ出すという業界常識が崩れてしまった。
車そのものの魅力が低下、車が日用品化してきたからだ。これまでの車は
30年から40年前までの時計みたいなもの。ロンジンとか、ローレックスとか、
持っているだけで偉そうな錯覚をさせるイメージを加えて売っていた。
ステータスシンボルの要素が大きかった。ところが現在は、どんなよい車に
乗っていても何の価値も感じなくなった。むしろ頭の軽さが目立つだけだ。
この情報化でモノ、コトへの価値が見え始めてきたのだ。7月の新車販売
台数が(軽自動車を除いて)13ヶ月連続で前年実績を下回ったという。
軽自動車を除くと、13ヶ月も前年を下回ったのは1968年以来という。
(軽自動車を含めると4ヶ月連続の下落)
あれだけ騒がれて登場したトヨタのセルシオの国内販売が、当初予定して
いた計画を遥かに下回ったという。この背景には日用品化した以外に、
消費の多様化がある。車に振り向けられた消費者のお金が、デジタル
携帯音楽プレーヤーや、薄型TVなどの家電製品や、携帯電話の通話料に
向けられているためだ。確実に消費者の欲しいものの中の、順位が
下がっている。かって本田宗一郎が「ライバルは同業者だけではない!」
といって言葉が、さらにシビアに聞こえてくる。車購入の中心だった団塊の
世代の、車への興味も確実に下がってきている。
年功序列の賃金制度がホボ崩壊し、「いつかはクラウン」という購入パターン
は過去のものになったこともある上に、その年代が実質定年を迎えつつある。
「クルマが売れない」というキーワードで検索をかけたら、日産と三菱自動車
の販売不振の内容が出てきた。かなり深刻のようだ。日産のゴーンの戦略も
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09月02日(水)
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