ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[386337hit]
■5143,知の逆転 〜E
ー知の逆転ー
* 5万年の間、人間の認識能力は進化してない
対談相手 〜ノーム。チョムスキー
フランス、スペインに多くの洞窟壁画が、近年発見されたが、発見当時は、
プロの画家や学者は、3〜4万年前に、これほど高度技術の壁画の存在を認めず、
最近、いたずらで描かれたと譲らなかった。ラスコーの壁画は、霊媒師のような
存在の人が、百数十年にわたり書き加えていたという。
≪ ・わかっていることとしては、約五万年前、ごく小さなグループの人間が
東アフリカを出て、急速に全世界に広がっていったということ。それ以来、
知る限りにおいて、認識能力の進化は起こっていない。 つまり、たとえば
アフリカを出てから全く他の人種との接触のなかったパプア・ニューギニアや
アマゾンの原住民の子供たちと、われわれの子供たちとは、認識能力に全く差が
ないということです。当時の原住民の子供をボストンに連れてきて育てれば、
私の孫たちとなんら変わらないはず。種族間の遺伝的な差異は見つかりません。
同じ種族の中での差異はありますよ。たとえば、病理学上の違いとか。
でも基本的には認識能力に差はない。ですから、過去五万年の間に、進化上の
変化は全くなかったと言っていい。たとえば髪の毛の色といった表層的な
変化はありましたが、認識能力上の変化は起こっていない。
・考古学上の資料によれば、約5万年から10万年くらいの周期で、重要な
創造力の爆発があるといいます。ですからそれくらい前に人類学者が「大躍進」
と呼ぶような何かが起こったらしい。その頃、記号を使った行動や表記が始まり、
天体の記録や複雑な社会構造が生まれ、考古学上の記録だけでも、人間能力の
突然の進化や向上が見られるわけです。それ以前にも進化はあったけれども、
この頃に急激な変化が起った。
・カンブリア紀の生命爆発の頃に、生物の基本的なパターンというものが
整ってからは、生物の発達というのはみなほとんど同じなのです。
遺伝子の保存についても十分にわかってきている。多様な生物は、実は一種類が
非常に長い時間をかけてわずかずつ変化してきた結果であるとする論文も発表
されているくらいです。しかしそれらとは違って、言語を含む人間のさまざまな
能力は、非常にごく最近、突然現れたものなのです。・・ ≫
▼ 「5〜10万年の周期で、創造力の爆発がある」というが、まさに現在の
ネットの世界的普及が、これに当る。認識能力が、このネットで飛躍的に
伸びることになる。ハッキリいえば、最近、同年代の人を二つに分けている。
「パソコンをどのように使ってますか?」「ネットサーフィンしてますか?」
人類にとって、これは有益かどうか?など、考える必要はない。奈良時代に
ヘリが空から舞降りてきて、誰でも使えるようになったようなもの。こんな
面白いものを使えないのは、知らないから。認識の飛躍的拡大が可能のマシーン
が、各自が手にしたのである。 人類にとって、断絶の時代である。
・・・・・・
4778,閑話小題 ー 二度のポタリングの試み
2014年04月14日(月)
* 先週から、一日二回のポタリングを開始
先週から、早朝に加え午後の一時間のポタリングを加えた。
午後はスポーツジムを早めに切上げ同じコースを走る。健康もあるが、
グライダーで空中遊泳をしているようで気持ちが晴れるからだ。
音楽を聴きながらの土手の時間は特上。
NHK・BS/TVで、朝食時に日本各地を火野正平が撮影チーム4人と自転車で
駆け抜ける番組を放映している。数ヶ月先のコースを予告して、視聴者が、
どの道を走って欲しいかの便りを元に走る内容である。朝ドラの直後もあって
か、視聴率が高いという。平凡な毎朝の、私の定番だが、ツーリストの
自転車目線が好き。 その一つの便りに、「先年、亡くなった父親が生前、
行き先は何も言わないで早朝から夜遅くまで、出かけていた。ところが最近、
父親の日記帳を見たところ、自転車でお寺や名所廻りの行先の記録があった。
[5]続きを読む
04月14日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る