ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■脳がよろこぶ話 ー2
対談ー小菅正夫 『脳がよろこぶ話』茂木健一郎ー5人との対談
* 「平気で生きている」ことの強さ
三年前に、めったに出来ない経験をしてみたが、いざとなると意外と平気。よほど、事業立ち上げの準備期間の
15年間の方が厳しい状況であった。足元が、固まってない不安と、虚無感は、何とも厳しいものがあった。
開き直りもあるが、全力で、し終えた実感があるが、まだ見ぬ計画段階を独りで、ひたすら具体化をするのは
非常に厳しい。あった物を失うことより、無いものを形にするほうが、何倍、何十倍のエネルギーを要する。
ーその辺りよりー
≪ ・茂木:共通の幸福の条件ってあるんですかね。
・小菅:先ほど申し上げた通り、まず食べ物を発見したとき、ちゃんと食べられたとき。それと繁殖。
交尾がちゃんとできた、出産がちゃんとできた、育児ができた。これだけです。
彼らはホントにそぎ落とした生き方しているから。
・茂木:ムダがない。
・小菅:ムダがないというより、余裕がない。生きていくというそれだけで精一杯。
・茂木:もともと野生環境は厳しい。
・小菅:人も日本人を基準に考えたらダメ。僕もこの前ケニアに行っていたんだけど、ホントにね、痩せた子ども。
ハエがたかった子どもが街にいる。それを抱えているお母さんが物乞いをしている。人ですらそうでしょう。
ましてやチンバンkも死んだ子ども抱えて、ライオンだってごく一部の幸運な子どもしか育たない。
彼らがそういう環募なかで生きているということは、われわれとちょっと次元が違うと思う。それで満足という
よりも、本当にそれしかできない。余裕がない、僕らは食べ物を取ったらその後、何か楽しみが待っているけど、
彼らはそこから、せっかく自分の身体の中に入れたエネルギーをなるべく長持ちさせるようにゆっくり休んでいる。
(中略)・・・
小菅:百何歳の曹洞宗の禅師のインタビューで、「悟りとは何ですか」という、質問者がたずねた。
「平気で死ぬことですか」と。そしたら禅師は、「平気で生きていることですよ」― あれ、動物と同じだと思った。
動物って平気で生きている。たとえばうちにアサコ,、ていうゾウがいました。六十歳超えていて、最後の臼歯が
半分欠けて落ちた。それであまり食べられなくなっちゃったんだけど、それでも平気で生きている。気にしない。
文句言わない。今までとまったく変わらない生き方をしている。そしてパタッと倒れて死もんでいく。
あの平気さっていうのはね。宮崎さんという方が「平気で生きていることが悟り」と言うん だったら、
動物はみんな悟っているなと。
茂木:不思議ですね、そうすると修行を積まれた高僧の方がたどりついた境地というのは、もっとわれわれの
祖先が動物だった時代に持ぞいたものかもし裂い。われおれは忘れちゃっているだけなんですかね。
そういう蓄があるんだと思う。≫
▼ でも、「平気で死ぬこと」も、動物の大きな特性である。人間の最大の問題は、肉体的苦痛と、苦悩への
恐れの解決である。確かに、底知れぬ苦痛と、苦悩の中、消滅していくのだろうが・・
・・・・・・
4588, 2050年の世界 ー16
2013年10月08日(火)
「2050年の世界 ー英『エコノミスト』誌は予測するー」〜英『エコノミスト』編集部 (著)
第九章 おぼつかない自由の足取り ーのまとめ
・民主主義は、先進国と自由主義国で後退し、後進国と独裁国で前進する。
・中国は、一党独裁国家ならではの脆弱性に直面しなければならない。
インドは、複数政党制ならではの欠点と挫折に苦しめられる。
・一党独裁の政治体制のもとでは、民主主義という言葉は、人々がウェブなどを使って反政府活動をする共通の
キャッチフレーズになりうる。
・逆にある程度の民主主義が保証されている国では、複数政党制のなか、ロビイストの暗躍や、圧力団体と官僚、
政治家との癒着腐敗、政府の巧妙なマスコミ操作など、民主主義ゆえの欠点が見えやすくなっている。
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10月09日(木)
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