ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7493,読書日記 〜『できすぎた話』 〜5
ければいけないのだ」 その一言で長女の命が助かりました。
鴎外はお義父さんに完璧なまでにやられました。でも、「俺も医者として
言いたい」と思ったのでしょう。その数年後に、安楽死の問題を取扱った
『高瀬舟』を書いてます。…≫
―
▼ ハッとする問題の提示である。私は常日頃から、
<駄目だとしたら、早々に「モルヒネ」を打って安楽死をして欲しい>
と家内に言っている。子供のケースとは、前提が全く違う。しかし、
「余命3ヶ月・半年」と宣言され、死ぬまでの間、これまで生きてきた
エネルギーを使って悶絶する?のだろうが、鴎外の義父の言った「人間は
どんなに苦したって、死ぬまでは苦しまなければいけないのだ」の言葉が
杖になる? 人生経験を味わい尽くした老人なればこその言葉である。
「どんなに苦しくとも生きろ」という人の基本である。宗教心を持つ人間に
とって当り前のことだが。神様に頂いた命。苦しいときは苦しいまま生きる
ものだという真理を忘れ、どうしたら楽になれるかを追求しがちなのが人間。
しかし、「せっかく頂いた命を面白おかしく生きる」のことも大事である。
死んだ瞬間、元もと無かったのと同じことになるのだから。
08月21日(土)
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