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堀井On-Line
by horii86
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■6807,映画評 〜『閉鎖病棟 〜それぞれの朝』
その意味の深さー絶対的人生の肯定に魂を揺さぶられた思いであった。
彼の「意味」発見のための3つの問い
「私は、この人生で,今何をすることを求められているか」
「私のことをほんとうに必要としている人は誰か。その人は、どこにいるのか」
「どの誰かや何かのために、私のできることには、何があるか」
この3つを常に念頭において生きることが,『なすべきこと』
『満たすべき意味』を発見するための手がかりになると、
フランク心理学では考えている。
特に以下の分析には深く納得をした。
ー自己超越のための3つの意味(価値)ー
1・創造価値: 創造行為を通して得られる意味
=仕事・子育て・学問・芸術
ー力への意志
2・体験価値: 体験を通して得られる価値・意味
=自然・芸術・愛
ー愛への意志
3・態度価値: 運命に対し模範的な態度を取ることで
得られる価値・意味ロゴスの覚醒=対象との一体化
※自身が何らかの喜びに満たされていること
ー知への意志
人生には発見されるべき価値や意味がある
(1)意志への自由 (いかなる境遇でも自由意志を持つことができる)
(2)意味への意志 (意味と目的を発見し充足するのは人間の努力である)
(3)人生の意味 (創造・体験・態度生きる姿勢の中に意味を見出す)
ー生きることは価値判断(学習)と選択の連続である
ー私が読んだ本は以下であるー
・「夜と霧」:ドイツ強制収容所の体験記録
V・E・フランクル 霜山徳爾(訳) みすず書房 1985年
・「それでも人生にイエスと言う」 V・E・フランクル 春秋社 1993年
・「宿命を超えて、自己を超えて」
V・E・フランクル山田邦男・松田美佳(訳) 春秋社 1997年
・「<生きる意味>を求めて 」
V・E・フランクル 諸富祥彦(監訳)
上嶋洋一・松岡世利子(訳) 春秋社 1999年
・「フランクル回想録:20世紀を生きて」
V・E・フランクル 山田邦男(訳) 春秋社 1998年
・「フランクルに学ぶ 」
斉藤啓一 日本教文社 2000年
・「どんな時も、人生に‘YES’と言う
大和出版
11月03日(日)
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