ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6128,読書日記 〜『金言・笑言・名言録』
 必要}する職業では特に深刻化するため、女性たちはより多くの雇用機会を
 与えられ、より良い仕事に就けるようになるだろう。ただし、女性の早期退職
 慣行が段階的に廃止され、年金の支給開始年齢が男女を問わず
 引き上げられれば、女性は高齢まで働く必要に迫られる。
・先進国では、高齢化による介護の問題が、女性の職場進出に影を投げかける。
 出生率の回復を始めた一部の先進国では、育児と介護と労働のバランスを男女
 間、社会、企業でどうとっていくかが議論が行なわれ、様々な政策がとられる。
・製造業セクターの縮小と、サービス業の増大は、世界的傾向となる。
 サービス業は女性にとっては相性がよいが、しかし、雇用は非正規雇用や
 有期雇用で不安定である。
・一九七〇年以降、OECD加盟国では結婚率がほぼ半減し、離婚率がほぼ倍増した。
 婚外子の割合は約三割から五割もある。未来においては、そうした傾向がさらに
 加速し、片親の女性は、育児と職業の負担のバランスにより苦闘することになる》
▼ 欧米の現在の社会現象が世界規模に広がり、女性の職場進出も後追いで多くなる。
二次産業から三次産業に重心が移動していく環境は、女性にとって雇用機会が増加。
一強多弱の傾向が、より強くなる近未来では、大部分の弱者は夫婦で家計を維持を
するしかないが、子供は一人しか持てなくなる。それなら現在の中国、日本と同じ。
それ以外の後進国が、後追いをしていく。家庭のあり方も、結婚という形が大きく
変化。一生の間に、複数回の結婚をする方が多くなるだろう。夫婦が頼りあうこと
より、個々が自立した共同生活といった家族になっていく。核家族から核個人家族、
各個人家族になっていく。これは情報機器がもたらす大きな変化。それぞれの
家庭空間より、個々の情報空間に関心が移行した結果生じる。楽しそうではない
情報社会の未来は、家族のあり方を根本から変えている。

12月23日(土)
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