ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6127,閑話小題 〜大相撲珍問答
* 大相撲問答
大相撲の珍騒動を、大家、ハっつあん、長嶋・寅さん、石松・熊さんが
空想の世界で語り合う珍問答を思い立った。それも、『日馬富士暴行事件』に
ついてのため、出たとこ勝負の語りになるが、さて如何なることやら…。
――
長嶋・寅さん:批評家連中、何を言ってるんでしょうかね。
ガッツ石松・熊さん:御身大事で話しているのが気に入らねえよな。
八っつあん:「大男総身に知恵が回りかね」レベルでしかない話。
大家:そんな世界でも、今では学士様が… 馬鹿にしたものでもないよ。
八っつあん:各部屋を「○○組」と言い換えてみると、ヤクザ組織の世界に酷似
した社会が見て取れる。土俵上のルールを決めて、互いの力の優劣を決めるが、
差異は?…大してない。関取ともなれば、数人の子分がついて身の回りの世話
をする。各部屋には親方(親分)がいて、絶対的縦社会の中で、稽古という名
の「可愛がり」が待っている。
ガッツ熊:俺のいたボクシングも似たところがある。強いのが勝つだけの世界。
長嶋・寅:横綱が、左手で張手で、右からのカチ上げが一場所で三分の二とは。
それは下位力士が横綱には出来ないし、もしすれば、本場所以外の稽古場に
押しかけ可愛がりを徹底的にする。これは止めさせないと…
ガッツ:そうでもしないと勝てなくなったんだよ、あの男。禁じ手にしないと、
やり通すのが、あの男の性分。
大家:だいたい、モンゴル相撲が、大相撲の大元だろう。13世紀の頃、大陸を
支配していたモンゴル帝国と属国の高麗王国によって2度にわたり行われた
対日本侵攻の元寇。1度目を文永の役(1274年)、2度目を弘安の役(1281年)
の蒙古襲来。その時、国家を上げて防いだが、神風の御蔭だけではない。
残虐で、陰惨な殺戮に、恐れ慄いた武士が、死に物狂いで戦ったそうな。
それが730〜740年の時を超えて、日本の国技の世界に現れ出て、実質支配
をして好き放題しているのが現実。
ガッツ・熊:相撲協会は、40回優勝の白鵬に対する態度は「ポチ」そのもの。
あの横審も偉そうな肩書だが、保身を前提にした綺麗ごとばかり。聞いちゃ
いられないよ。警察、検察も、場所終了後、三人を逮捕すべきだったよ。
地方巡業だって?馬鹿いっちゃいけないよ。 誰も主犯が白鵬とは言わない。
八っつあん:11月になるが、「日本学生相撲選手権」で、高校時代にレスリング
で、タイトルを総なめをしたモンゴル人が準決勝で日本の有望力士を振り回し、
骨折をさせた上に、即、入院をしたのを見たが、相撲道も何もありゃしないよ。
長嶋・寅さん:数百年、数千年かけた肉食のモンゴル人と、草食米を主食にした
日本人では互角に戦える訳がないよ。外国人への解放を決めた当時の人の認識
が甘かったのですね。でも、プロ野球では日本人でも通じるじゃないですか。
大家:チームプレーもあるが、バッターやピッチャーの場合、個人プレーの要素
が強いし… ただ、面白さという点では、外人への開放は良かった。大体が、
国技というが、別に法的に認定するのは何も無いらしい。こういう矛盾を
抱えながら、その都度、乗越えていくしかないよ。
八っつあん:鶴竜からして、あと半年の力士寿命が来ている。白鵬も、張り手、
カチ上げ風肘打ちが難しくなれば、せいぜい1〜2年で引退に追込まれるよ。
衰えの恐怖は並大抵ではないはず。このままいけば、必ず朝青龍の二の舞だ。
ガッツ:俳優同士の色恋沙汰と同じで、付きものとして楽しめば良いだけかい。
単純に捉えれば、「貴乃花が切れたんだよ」。それと、理事長。あの人が、
引責すべきじゃないか。何が減俸じゃい。毅然として白鵬の引退勧告をし、
自らが引退するのが筋というものじゃないかい。
八っつあん:相撲取りとしての「保志」は魅力的だったが、理事長は問題あり。
兄弟子の千代の富士理事長、貴乃花のラインが、協会のひな壇にあっている。
今の協会と、横綱審議会には、無理なのは分かっちゃいるけれど。
ガッツ:悪いのは分かってはいるが、気の毒なのは、日馬富士だ〜。
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12月22日(金)
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