ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6060,閑話小題 〜恐ろしい身近な現実 −4
ユダヤ教およびそこから派生したキリスト教やイスラム教といった一神教に
いたる発展過程を認めている。・・ (中略)
・・われわれの文化の中心にあって、口に出すのがはぼかられる最大の悪が
一神教である。『旧約聖書』と呼ばれる野蛮な青銅器時代の教典から、三つの
非人道的な宗教が進化してきたーユダヤ教、キリスト教、イスラム教である。
これらは天空神をもつ宗教である。文字通り家父長的 ー神は全能の父ー
であるため、この天空神と現世におけるその代理人である男に苦しめられた
国国では、二千年にわたって女性蔑視がつづいている。・・(中略)
・・三つのアブラハム宗教のうちでもっとも古く、他の二つの祖先と言って
まちがいないのがユダヤ教である。もともとは、猛烈に不愉快な一つの神をもつ
一部族のカルトにすぎなかった。この神は、性的規制、焼けこげた肉のにおい、
他の神々に対する自らの優越、そして、選ばれた砂漠の民の排他的権利という
ものに病的にとりつかれていた。ローマ人がパレスティナを占領していた
期間に、タルソスのパウロによって、ユダヤ教のそれほど無慈悲ではない
一神教的宗派としてキリスト教が興されたが、これは排他性も薄く、ユダヤ人
の外の世界に目を向けたものだった。数世紀後にムハンマドとその弟子たちは、
もとのユダヤ教の断固とした一神教に回帰したが、その排他性は引き継がず、
新しい聖典『コーラン』にもとつくイスラム教を興し、信仰をひろめるために
軍事的に征服するという強力なイデオロギーを付け加えた。・・・ ≫
▼ 最近、宇宙が一つでなく10の50乗の気が遠くなるほどの数がある
という説が現れた。その中で、アラブの蛮族から発生した一神教の神は、
アブクでしかないことが分かる。しかし、信心は、そんなもので揺らぐほど
強いのである。人間を人間たらしめている情報伝達手段の言葉が、イメージを
作り上げるようになった。そのイメージは、大自然の神秘と力に神をイメージ
したのが、アニミズムになっていった。それが、部族間の争いを大きくして
いき、現在に至っている。
10月16日(月)
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